韓国の青少年人権団体『アスナロ』は16日、青少年恋愛弾圧に関する調査報告書を発表し、教育当局に青少年の性的自己決定権を侵害する校則の廃止をうながした。複数の韓国メディアも関連内容を続々と報じ、注目を集めている。

 同報告書は、『アスナロ』団体が今年9月から10月にかけて全国主要地域354カ所の中・高等学校の校則を調査した結果をまとめている。それによると、全体の81%を占める286カ所の学校が学生たちの異性交際やスキンシップを禁止していることが明らかとなった。

 たとえば、京畿道(キョンギド)のある高校では「倫理距離」という規則があり、男女の学生が50cm以上の距離を維持しなければならない。この規則を違反した学生は「校内奉仕」の懲戒が下されるという。

 また、仁川(インチョン)のある高校は「異性交際を3度摘発されると退学」という厳しい校則を定め、違反となった場合転校や自主退学を強いられていることが分かった。さらに釜山(プサン)のある高等学校では、身体接触の程度別に罰点をつけ、肩組み・腕組みは15点、抱擁は30点、キスは50点となっている。

 メディアによると、同報告書の発表同日に「愛は19禁じゃない!」は、『アスナロ』団体の標語だったという。団体の関係者は、学校校則による厳しすぎる規定は、学生たちの性的自己決定権を侵害するとし、人権に基盤を置いた性教育が必要であると指摘した。

 同調査結果に接した韓国のネットユーザーらは、「こういう奇形的な校則が問題をさらに呼ぶもの、正しい性教育を行うべき」「このような問題は抑圧すれば逆効果が出る」などと、現実に合う正しい性教育の必要性を訴える意見が多くみられた。(編集担当:永井武)



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