10月現在、2011年3月卒業予定者の採用活動を終了した企業が、約7割で前年同期を1割弱下回っていることなどが、就職情報会社のディスコ(東京都文京区、夏井丈俊社長)の調査で分かった。

 10月中旬の段階で採用活動を終了した会社は、全体の72.2%で前年同期を8.2ポイント下回っている。7月の同調査でも前年同期比で約10ポイント減少しており、全般的に企業の採用活動の終了時期が例年に比べ、遅れる企業が増えている。

 従業員規模別に見ると、長期化傾向がいずれの規模でも見られるが、特に300〜999人の企業で前年比11.8ポイントの落ち込みとなるなど、中堅企業を中心に採用が長引いていることが判明した。

 主な要因は、景気動向を睨みながらの採用であったこと、採用の厳選化が進んだこと、厳選採用によって重複内定者が多く内定辞退が増えたことなどが考えられる。

卒業後3年以内を新卒扱い 賛成する企業は4割弱
景気の横ばい状態が続き、新卒採用は拡大せず
海外で働きたくない新入社員 2人に1人

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