朝一番から電波びんびんHOTな話題ワードをテーマに文章綴る。寝惚けた頭に目覚めの一発。日々命題第123回目のテーマは「ファン参加型ライブ」だ。

 ファン参加型ライブとして、しょこたんライブが取り上げられていた。筆者はDやDir en greyといったヴィジュアル系の他、筋肉少女帯、黒色すみれなどのライブに参戦したことがある。他はイヌガヨや放課後呼び出し隊といった関西ローカルバンドのライブぐらいだろうか。

 それぞれに味があるものだが、ファン参加型ライブの意味するところは、アーティストとファンが一体化するのは勿論のこと、ファン同士も一体化してライブを作り上げていくというその形式を指してのものなのだろう。

 しょこたんライブといえばヲタライブとして有名であり、観客の7割がコスプレをしているという噂だ。また、あの独特のノリであるヲタ芸というものもある。しかし、こうしたファン参加型の決まった動きというのはヲタライブ特有のものではないのだ。

 ヴィジュアル系では「咲く」という行為がある。甲高い声でアーティストの名前を呼びながら、ハンドアクションで華のように咲くのだ。バンドによっては「咲くんじゃねぇ」と怒鳴りつけるところまで一連のアクションとなっていることも多い。

 筋肉少女帯でもハンドアクションは存在している。それは曲目のそのフレーズになればファン全体がその動きをし始めるのである。Xジャンプじゃないよ×ジャンプという名目でファンが揃って両手で×を作りながらジャンプをしたり、歌詞に合わせた動きをするのである。

 まるでプロレスのように会場全体でひとつの作品を作り上げていくのだ。コンサートとライブの違いはここだと言えるだろう。ハンドアクションや名前を呼ぶタイミングなどを統一することで、ファン自体も一体化していくのである。

 こうした一体化によるものなのであろうか。しょこたんライブに来たファンたちの間で恋愛感情が生まれたり、結婚して子連れでライブ観戦に来るものも多いという。しかし、ヴィジュアル系でもそのようなグループは幾つか認められた。

 非リア充な筆者からいえば爆発しろ、いや、ちょっとしてくれませんか!!と懇願したいところであるが、何故ここまで恋愛成就率が高いのであろうか。そこには一体化したという記憶が心を通じ合わせる何かになっているのもひとつあるだろう。

 だが、筆者はそれだけではないと睨んでいる。しょこたんライブに集っているヲタや、ヴィジュアル系ライブに集っているバンギャなどは、一般社会から言えばマイノリティな存在なのである。特殊な趣味嗜好を有している人びとなのである。

 一般人にその趣味を知られれば一歩引かれてしまう。絶賛放映中のアニメ"俺の妹がこんなに可愛いわけがない"では、そのヒロインとされる高坂桐乃がそれを悩みに悩んでいる姿が主軸のひとつとなっているのだ。

 だが、その同好の士が集まるライブ会場ではそうしたマイノリティな趣味を隠す必要はないのだ。そこではその趣味こそがマジョリティとなる。そこで出逢った人びとは、そんな趣味を引くどころか一緒に愉しめるのである。

 今の時代はmixiなどで、そのバンドのコミュニティなどがある。そのコミュニティに集まった人びとによってライブの後に一緒にカラオケやお食事会、呑み会などが開催されていることも多い。その中で様々な人間関係が紡がれていくのは当然と言えば当然だろう。

 これからは双方向情報通信が基本となっていく。つまり、全ての人間の距離感が縮まっていく時代なのである。ファンとアーティスト、ファンとファンの距離感もどんどん縮まっていくのではないだろうか。

 今後、ファン参加型ライブはますます増えていくことになると予想される。時代がそれを求めているのだから、それは当然の流れと言えるだろう。こうして、小さな市民権を得ていくことで、人びとは多様化されていくのだ。

 筆者はこの流れを歓迎する。豊かなる文化醸成に乾杯!!


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