大学3年生たちが語る“就職活動ってどんな感じ?”

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 2012年新卒採用のための就職活動が開幕している。
 11月6日と7日に、リクルート主催による国内では最大規模となる合同企業説明会が東京ビッグサイトで行われ多くの企業・学生が参加したことで話題になったが、これからますます双方の活動は活発化していく模様だ。

 さて、そんな新刊JPでは、就職活動生たちに対して、 “就職活動特集”と題した就職活動のお勧め書籍などを紹介する特集を公開している。そして、今回はその中から大学3年生たち5人による座談会のダイジェストをお送りする。中堅私立四大に通う“普通の学生たち”はどのような心構えで就職に臨もうとしているのかを探った。

■インターンシップは行ったけれど…

 座談会で集まってもらったのは5人の大学3年生。1人は理工学部在籍で大学院への進学を考えているが。4人は就職活動をするつもりだそうだ。そして、その内の2人は夏休みにワンデーのインターンシップを体験したという。

 しかし、さすがにこの時期から自分が行きたい業界を完全にしぼれているわけではない。商社や金融系の企業のインターンシップに参加したというA君に、その業界を志望しているのか聞いてみると、「そこまでは決めてないですね。興味がある程度で」と話す。
 また、インターンシップに行かなかった2人の学生、法学部に在籍するY君とマスコミ系サークルに所属するS君は対照的にも見受けられる発言をする。

Y君「僕は東北地方の出身で、公務員試験を受けようと思っています。でも、公務員も激戦だし、民間企業も行けるところに行ければいいっていう話を、ゼミの友だちと話していますね」
S君「そうなんだ。僕ははっきりしぼれていないです。ただ、もともとマスコミに興味があったから、マスコミ系のサークルに入ったということもあるので」
A君「マスコミもすごく狭い門だからね」
S君「うん、厳しいし、不況だから他の業界も見ないといけないなあっていうのはあるかな」


 この2人に共通することは、「自分が行きたい業界に行けない」というリスクを考えているということだろう。安定志向が騒がれているが、それはこうした「やりたいことはあるけれど、それが出来ないかも知れない」という想いから成り立っているのではないか。

■“差”がどんどんと広がっていく学生たち

 座談会に唯一女性として参加したTさん(文学部在籍)が語るのは、活発に動く友だちの姿だ。

Tさん「社会人とすごいコネクションを持っているという女の子もいますね。で、広告業界とかテレビ業界の人と知り合ったりしています」

 すごく前に進んでいる人もいれば、全くそうではない人もいる。A君は就職活動に対して前向きに取り組んでいる人と、そうでない人、二極化が進んでいるのは確かだと話す。

A君「本当にやる気のある人とない人の差が激しいんですよ。やる気がある人は、早くて6月くらいから就職サイトに登録して、勉強したり自己分析したりとかしちゃう。で、夏休みはインターンの予定を詰め込んで、11月には(一般常識やSPIの)模擬試験に挑むっていう感じで。で、一方でやる気のない人は、『リクナビ? 何それ』みたいな」

 現在、就職活動の早期化に対し批判の声があがっているというが、それとは裏腹に、早期化が止まっていないというのも事実。しかし、学生たちはそうした流れの中に身を任せるしかないということを改めて思い知らされた。

 これだけ多様な価値観が広まっているなかで、自分をしっかり持って就職活動に挑むのはなかなか大変なこと。この5人だけでなく、就職活動生皆さんが自分に合った企業に入社できることを願っている。

*新刊JPでは座談会の全文を掲載した「就職活動本特集“就活戦線異状アリ”」を公開中です。大学3年生必見の就職活動お勧め書籍や、面接の極意なども掲載しています。
(新刊JP編集部/金井元貴)


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