■第6試合 ウェルター級/5分3R
ドゥエイン・ラドウィック(米国)
Def.3R終了/判定
ニック・オシベチェック(英国)

頭一つ長身のオシベチェックに、パンチからハイキック、ヒザ蹴りと果敢に打撃を繰り出すラドウィックだったが、オシベチェックが左右のフックを振り回して突進すると、これを被弾してダウンを喫した。すぐに立ち上がるも、揉み合いのような状態から再び体勢を崩したラドウィック。上をとったオシベチェックがサイドを奪ってパウンド、ヒジを落としていった。

意外にも打撃で押された2Rを終え、ラドウィックは右目をカットしている。2R、ローが交錯し、続いて放ったオシベチェックの左ミドルは、ラドウィックがブロック。そのラドウィックは左右のローから、エルボーを見せる。オシベチェックの左ハイに、右ハイを返すラドウィック。

パンチが空振りに終わると、ラドウィックは首相撲からエルボーを狙う。距離を取ったオシベチェックを前蹴り、右ミドルで攻め立てるラドウィックは、さらに右ストレートを打ち込む。前に出られなくなったオシベチェックは、サウスポーにスイッチすると、一気にシングルレッグからテイクダウンに成功する。

ガードからオーバーフックで、ワキを差し返せないラドウィック、これでは立ち上がることはできないが、ガードを取りエルボーを受けるなか、レフェリーがブレイクを命じる。残り数秒でスタンドに戻り、ラドウィックはテイクダウンを狙いオシベチェックをケージに押し込むが、ここで2R終了のホーンが鳴り響く。

最終回、オシベチェックがマウスピースを装着し忘れ、試合が中断。再開後、すぐに攻撃を仕掛けたラドウィックは組みついてバックに回ろうとするが、オシベチェックは胸を合わせ、逆にシングルレッグを仕掛ける。

スタンドをキープしたラドウィックが左ジャブから、右エルボーを繰り出すと、テイクダウン狙いに移ったところで、オシベチェックのニーを受ける。しかし、完全にペースが落ちたオシベチェックは、大きな敵と化し、左右のパンチ、蹴り、ヒザ蹴りをいいように受ける。ラドウィックは左フックから右ミドル、さらに右フックを放つと、完全にオシベチェックの動きが止まってしまった。

棒立ちになりガードも下がり気味のオシベチェックに、猛攻を仕掛けるラドウィックは、左エルボー、左フック、右のアッパーカットを打ち込んだ。残り30 秒、ラドウィックが慎重に攻めながら、最後にテイクダウンを狙ったところでタイムアップに。結果、ジャッジの一人は30-28でオシベチェック、残りの2 人が29-28でラドウィックにつけ、スプリット判定で逆転勝ちとなった。2週間前に男の子が産まれたばかりだというラドウィックは、試合後に嬉し涙を流した。