インテルは10日のセリエA第11節で、レッチェと敵地で1−1と引き分けた。試合後、ラファエル・ベニテス監督は次のように述べ、さらに運にも恵まれなかったと嘆いている。

「激しさが足りないのなら、それは全員の責任だ。ピッチでプレーする選手たちと、外で働く者たちの全員の責任だよ。去年のリーグ戦と比較することはできない。毎年、リーグ戦はそれぞれの歩みがあるんだ」

「我々は運がなかった。別の機会でそれに恵まれることを願おう。去年は似たような場面がゴールにつながっていたはずだ。たくさんの決定的チャンスをつくりながら、ゴールを決められないなんて、信じられないよ。次はもっと運があれば良いんだけど。本当に信じられない」

「(デヤン・)スタンコビッチのような選手がピッチにいれば、すべてが変わると思う。彼は経験豊富な選手で、全員を伸ばしてくれるんだ。彼や(ディエゴ・)ミリートのような選手が戻ってくれば、チームはさらに自信を持つことができ、より試合中に力を発揮できるようになる」

いずれにしても、ベニテス監督は自信を失っていないようだ。

「(ワルテル・)サムエルに勝利を捧げるべく、全員が勝ちたいと願っていた。ゴールを決めたときは、全員が彼にそれを捧げることを望んだんだ。たくさんのケガがあっても、我々は首位に3ポイント差だ。ダービーでうまくやり、状況をひっくり返そうじゃないか」