朝一番から電波びんびんHOTな話題ワードをテーマに文章綴る。寝惚けた頭に目覚めの一発。日々命題第120回目のテーマは「海保職員 逮捕」だ。

 海保職員逮捕の一報が昨日流れた。連日、尖閣ビデオ問題に関する話題ばかりが駆け抜けている。神戸のネットカフェからアップロードされたとのことであるが、証拠は不十分なのだそうだ。自供してきた形になっている海保職員が本当に動画公開を行ったのか。その為の裏付け捜査が現在進行中だ。

 これに対して、仙石官房長官は「逮捕して罰することこそ国民の総意である」と発言した。ネット界隈では仙石氏の発言に対して怒りに震える反応が次々と起こっている模様である。ネット左翼の方々は、こうした動きを見て笑うことで己を格上にしたいらしく、「必死だな」や「ネトウヨ憤死」などの煽りも併発しているようだ。

 思想云々は憲法によって保障されている。人を小馬鹿にすることでしか己を優位に立たせることが出来ないタイプの方々も居るのだろう。筆者としては、そうした可哀想な人びとに対しては、温かい眼で見守ってあげることが肝要であると感じている。そうしなければ、彼らはアイデンティティを崩壊させ、今以上に気が触れてしまうかもしれないからだ。そんな可哀想なことは出来ない。だから、優しくすべきである。

 さて、話が脱線した。本題に戻るとしよう。

 今回の逮捕であるが、「違法逮捕ではないか」という意見がちらほらと見受けられる。それは、逮捕の根拠とされているのは"国家公務員法における守秘義務の違反"である。だが、今回の尖閣ビデオは果たしてその守秘の対象となる"秘密"として取り扱うべきか否かというところが論点となっているのだ。

 この守秘とは、過去の判例から定義されているのは、「1、公になっていない」「2、秘密として保護すべき」の両方の条件を満たしているものでなければならない。

 尖閣ビデオの映像はこれらの条件が満たされている情報なのであろうか。まず、一つ目の条件であるが、その存在自体は既に知れ渡っているものであった。また、一部公開という煮え切らない措置がとられており、この措置に対して国民の総意を確かめようともしていない。だが、国民の大多数が見たいと感じていたものであったのは確かめる必要もないだろう。そもそも今回公開された情報には"秘密として保護すべき"内容があるようには見えない。

 ここまで条件の満たされていない"秘密"を公開したことで、何故、守秘義務違反になるのであろうか。疑問視である。国民の知る権利を蹂躙する仙石氏をはじめとした政治家たちに反抗する形で、今回の尖閣ビデオは公開されたと見るとすれば、これは流出問題というより、内部告発問題であるというべきなのかもしれない。

 この事実を前にして、どう動くのであろうか。今回に関しては仙石氏は「自分は関係ない」と言い逃れすることは出来ない。あれだけ大見得を切ったのであるからして、正当な理由で国民が納得する形での逮捕が行われなければ、その失敗の責任を取る覚悟をしていただく必要がある。政治家なのだから当然である。

 国益を最優先させる人間のみが政治家になるべきだ。その国はもちろん、日本国であれば日本国のことを、である。他国の利益を優先するような人間は自国の政治家に向いているとはお世辞にも言い難い。そのことを熟考していただきたいものだ。


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日々命題 バックナンバー
第115回「尖閣ビデオ」
第116回「渡部陽一」
第117回「尖閣ビデオと人権擁護法案」
第118回「sengoku38」
第119回「アニソンSP」

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