就職情報会社のディスコ(東京都文京区、夏井丈俊社長)は、全国の主要企業13,675社を対象に、2012年3月卒業予定者等の採用活動に関する企業調査を行った。

 2012年3月卒業予定者の採用見込みについて聞いたところ、全属性の総合で「増減なし」(43.1%)が最多、次いで「増加」(13.5%)、「減少」(6.5%)となり、増加が減少を上回った。さらに、前年と比較して、「未定」とする企業の割合が少なくなっており、採用回復の兆しが現れ始めている。

 新卒採用でも厳選採用が進んでいるが、企業が学生(大学生)に求めるものは、1位が文系・理系ともに「コミュニケーション能力」で、2位は文系が「バイタリティー」(前年5位)、理系が「基礎学力」(同3位)で、文理ともに04年調査時から6年続いていた「熱意」が一つ順位を下げ3位という結果になった。不景気が続く中、メンタルティの強さと実力を求める傾向が出ている。 

 調査は、10月12日〜20日に全国の主要企業13,675社に対し、インターネット調査法で実施、1,184社から有効回答を得た。

2010年日本の雇用情勢〜中途採用は増加の兆し、就職氷河期が深刻化
人材採用担当者の2010年の目標は「質の高い採用」と「リーダー育成」
2012年新卒採用スタートで聞こえる悩み

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