【斉藤アナスイの法則】お母さんの覚え間違いを解明する

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以前「お母さんから意味不明なメールが届く」といった旨の記事を書かせていただきましたが、今回はその第2弾。「お母さんの覚え間違い」の解明にチャレンジしてみたいと思います。

うちのお母さんは、かなり頻繁に覚え間違いをします。そのおかげでこっちが困ったり、恥をかいたり…と、母の覚え間違いに悩まされたことは1度や2度ではありません。皆さんのご家庭でも、こういった話はあるのではないでしょうか。というわけで今回は、僕が発見したお母さんの覚え間違いに潜む法則をご紹介。なお今回使う「覚え間違い例」は、実際にうちのお母さんが犯した覚え間違いを元にしています。


間違いは大きく分けて「響き間違い」と「イメージ間違い」。まず基本として、お母さんの覚え間違いは大きく2つにわけられます。例えばこの間違い。

母「トイ・ストリート」
(正解:トイ・ストーリー)


これが、ここで言う「響き間違い」です。意味ではなく、音(響き)で覚え間違える。「ストーリー」と「ストリート」、意味は違えど響きは確かによく似ています。まぁこのぐらいなら「TSUTAYA行ったらトイ・ストリート借りて来て」って言われても、ちゃんと『トイ・ストーリー』借りて来れますからね。わりと判断が簡単なところです。

母「チャージ」
(正解:SUICA/PASMO)


一方これが「イメージ間違い」。関西では「ICOKA」って言うんですかね。ほらこれって、「チャージ」するじゃないですか。そのイメージが強過ぎちゃって、正式名称を凌駕しちゃうんですね。「あんたってチャージ持ってる?」。持ってません。この間違いは正解を導くのに連想力が必要になるので、ちょっとやっかいです。

「これたぶん何か間違えて覚えてるな」と思ったら、まずはどちらの間違いなのかを判断しましょう。その上で、正解を導き出します。

お母さんにとって「タイトル」は鬼門。中でもお母さんが間違えやすいのが固有名詞。例えばうちのお母さんは映画好きなんですけど、タイトルをかなりの頻度で間違えます。上であげた「トイ・ストリート」もそうですね。映画のタイトルって覚えても、それを使う場面は限定的じゃないですか。だから、やはり間違いにも気づきにくいのでしょう。例えばこれ。

母「ゾウになった少年」
(正解:「星になった少年」)


これは「イメージ間違い」ですね。確かにゾウと少年の話なんですけど、少年がゾウになる話ではない。「TSUTAYA行ったら『ゾウになった少年』借りて来て」って言われても『クレヨンしんちゃん オタケベ! カスカベ野生王国』とか借りて来ない様に注意しましょう。まぁこの場合は、「少年」「ゾウ」などはっきりとしたキーワードがあるので判断しやすい範疇です。では次。

母「天然コケコッコー」
(正解:天然コケッコー)


これは「響き間違い」ですね。気持ちはよくわかるんですけどね。というか僕も恥ずかしながら最初「天然コケコッコー」だと思ってまして。検索しても出ないから、うっかり店員さんに聞いてしまいました。「天然コケコッコーあります?」「え?」「コケコッコー」「コケコッコー?」「コケコッコー」。なにこの鳥な会話。もう超恥ずかしい。頼むから悟ってください。では、タイトル間違いは次で最後です。

母「ファイティング・純」
(正解:「ファインディング・ニモ」)


もう、ちょっと何言ってるかわからない。これは数あるお母さんの覚え間違いの中でも、トップ3に入るヒドさですね。純て誰。これは「響き間違い」と「イメージ間違い」の合わせ技。「ファインディング」と「ファイティング」はまぁ、「間違えあるある」かなぁとも思うんですけど。純て。たぶんお母さんからしたら「なんか名前だったなー」といったところなのでしょう。吹き出すの堪えながら「じゅんってどうゆう字?」って聞いたら「糸偏の純」って自信満々で答えましたからね。


他にも本のタイトルなども要注意。買い物を頼まれたときなどは、できればインターネットなどで調べてから出かけるのが無難です。


新しめの話題は間違いの宝庫。ちょっと新しめの話題、馴染みのない単語なんかはやっぱり間違いも多く見られますね。例えば「AKB48」。今話題のこのアイドルユニットも、うちのお母さんは間違えて覚えていました。

母「AKB48(読み:あかばね48)」

赤羽確かにAKBだけれども。これが「秋葉原48」だったらまぁセーフなんですけどね。とは言えこれは、

母「AKBってなんでAKBなの?」
兄「駅の名前」
母「あ、あ、赤羽!?」
兄「うん」

っていう会話の末に産まれた悲劇。例外ですね、ちょっと可哀想な気もします。兄「うん」じゃねーよ。では、次です。

母「アルカパ」
(正解:アルパカ)


一瞬ドラクエ5の街が頭に浮かびますが、まぁこれも覚え間違えの基本ですね(響き間違い)。別にアルパカって新しめの単語でもないんですけど、最近ちょっと流行ったじゃないですか。それで覚えたんだと思います。さすがに僕も息子として、ここは間違いを指摘させていただきました。

母「アルカパ」
僕「アルパカ」
母「アルパカ」
僕「そう」

-次の日
母「アパカパ」
僕「うん」

少しだけ兄の気持ちがわかりました。まさか悪化するとは。間違えを正すには、それなりの根気が必要だということをお伝えしておきます。ただ、新しめの単語をお母さんに正しく教えてあげるのは、子供が一番適任ですからね。僕ら兄妹は折れましたが、皆さんは是非頑張ってみてください。


いかがでしたでしょうか。しつこいようですが、ポイントは「響き間違い」なのか「イメージ間違い」なのかの判断。また正解を導き出すには、できるだけ「キーワード」を聞き出すのも有効な手段です。


(テキスト&イラスト 斉藤アナスイ)








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