俳優・水嶋ヒロが、処女小説『KAGEROU』で「第5回ポプラ社小説大賞」を受賞したものの、賞金2000万円については、“さらに多くの作品が生まれてほしい、賞金をそのために有効利用して頂きたい”という理由で辞退している。

だが、7日放送のTBS「アッコにおまかせ!」では、番組にコメントを寄せた出版プロデューサーの肥留間正明氏が怒りを露にしている。

「なんか、不可解な受賞ですね。一言で言いますとね。全てについて、かっこよすぎるというか、きれいすぎるというかね。みんな言ってることは、物書きへの冒とくだって言ってますね。評価っていうのは、お金な訳ですよ、ある意味では。原稿料な訳ですよね。それを拒否するっていうのは、いかに原稿そのものを馬鹿にしているのか」と語った肥留間。完璧すぎる万能俳優に苦言を呈す格好となった。