12月6日からのホール導入が予定されている新パチスロ機種『走れメロス』。自分の身代わりとなった親友を救うため、処刑される覚悟で走り続ける男を描いた、太宰治の短編小説がモデルになっている。「図表入りの記事はこちら」
この発表間もないマシンが、ブログ上で大きな話題となり、

・アニメとかアイドルの次は太宰作品。……ありなんですね。
・太宰の死後50年が過ぎて著作権が消えたから、勝手に作ったのでは?
・台に描かれたキャラクターの顔が某野球マンガに似てる。つか飛雄馬だろ!

など、存在そのものに対する数多くのツッコミがアップされた。
しかし、ツッコミポイントはそれだけに留まらない。親友を救うために走るという設定やシリアスなセリフは原作のままだが、液晶画面上に流れるボーナスタイムの映像は、はっきりいってかなり変。「図表入りの記事はこちら」舞台は古代ギリシアのはずが、必死で走るメロスが握るのは、なぜかペットボトル。時にはサングラスをかけ、バイクにまたがり激走する。さらに、萌えアニメ調のメイドさんが登場したり、太陽系の惑星が十字型に並び地球滅亡の危機が訪れたり……。そんな完全に原作の世界観を無視した、斬新すぎる展開に、

・まさにカオスwwww発想がぶっ飛びすぎて、原型をとどめてないんだけど!
・地球滅亡って! メロスと全然かんけいないし(笑)。
・ある意味オリジナル作品。パチスロ未経験だけど、これは打ってみたい。

と、多くのブロガーから笑いまじりのコメントがアップされた。
一部では「名作を冒涜している」といった批判的な意見もあったが、おおむねが興味津々の様子。ことによっては実写映画化やゲーム化なんていうのもあるかも。いや、ないか。

では、実際にパチスロへの導入が元で、モチーフとなった作品が大きくクローズアップされた事例はないものか。ブログ上でパチスロ機種の話題を探ってみると、

・エウレカ最高です!勝ったお金で原作のDVD買いました!
・新台の舞‐HiMEが激アツすぎる。お陰で最近ちょいオタク入ってきたかも。
・うまい棒というパチスロ台で負け、晩飯もうまい棒になりそう…。
・パチスロで一番お世話になってる『蒼天の拳』。もちろんマンガも全巻揃えた。

などなど、一部お菓子が含まれているが、パチスロから原作に興味を持ったというコメントは大量にある。もしかするとパチスロが文化の発信源になる日も近いのかも。そしてスロット版『走れメロス』にハマった若者が、原作を手に取り「これ全然違う!」なんてツッコミを入れるのかも。

(佐藤潮/effect)


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