マクドナルドなどで子供向けに販売しているハッピーセットは、人気映画などとタイアップしておまけを付けて子供向けに販売されている、子供にとって美味しく嬉しいセットだ。今回このセットについてくるハンバーガーセットが高カロリーのため禁止とする条例案がサンフランシスコで成立する見通しだという。


アメリカの子供の肥満は深刻な状況だ。ファストフードの増加とともに肥満問題が深刻化して約30年が経ち、現在では子供の30%が肥満に悩まされている。肥満の増加とともに、子供の生活習慣病も深刻化していて、糖尿病は300%増加し、心臓病、骨粗鬆症、肝障害、脳血管障害などの症状も出現している。

アメリカではハッピーミールというこのセットを禁止する条例案を提案したのは、サンフランシスコ市議会のエリック・マー氏。マー氏は「過度の糖分や脂肪分で高カロリーのおまけ付きメニューは、この国で子供の肥満が激増している主因だ」と指摘している。この条例は、9日の採決で正式承認される見通しだ。
(TechinsightJapan編集部 CHIKAKO)

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