アルゼンチン代表の今後4年間の正式な指揮官としなったばかりのセルヒオ・バティスタ監督が、17日にドーハで行われるブラジル代表との国際親善試合に向け、招集メンバーを発表した。同監督はすぐに新たなサイクルに自らの軌跡を残そうとしている。

地元メディアは、これまでにバティスタ監督が暫定指揮官として戦ってきた親善試合3試合と比べ、特に新たな招集メンバーはいないだろうと報じていた。だが実際は、何人かニューフェイスが名を連ねることになっている。ルーカス・ビリア(アンデルレヒト)、ホセ・ソサ(ナポリ)、ニコラス・ガイタン(ベンフィカ)、ニコラス・パレハ(スパルタク・モスクワ)がそれらのメンバーだ。

また、インテルがクラブ・ワールドカップで対戦するインテルナシオナウのファンタジスタ、アンドレス・ダレッサンドロも再び招集されている。さらに、ナポリFWエセキエル・ラベッシもバティスタ政権下で初の招集となった。パレルモMFハビエル・パストーレも再び招集されている。バティスタ監督は同選手がリオネル・メッシの理想的なパートナーになると考えているようだ。

今回発表された25名のアルゼンチン代表メンバーは以下のとおり。イタリアでプレーする選手は8人が選ばれている。

GK: セルヒオ・ロメロ(AZ)、マリアーノ・アンドゥハール(カターニア)
DF: ハビエル・サネッティ(インテル)、ガブリエル・ミリート(バルセロナ)、ワルテル・サムエル(インテル)、ニコラス・ブルディッソ(ローマ)、パブロ・サバレタ(マンチェスター・シティ)、マルティン・デミチェリス(バイエルン・ミュンヘン)、ガブリエル・エインセ(マルセイユ)、ニコラス・パレハ(スパルタク・モスクワ)

MF: アンヘル・ディ・マリア(レアル・マドリー)、ハビエル・マスチェラーノ(バルセロナ)、エベル・バネガ(バレンシア)、ホセ・ソサ(ナポリ)、マリオ・ボラッティ(フィオレンティーナ)、ハビエル・パストーレ(パレルモ)、ニコラス・ガイタン(ベンフィカ)、アンドレス・ダレッサンドロ(インテルナシオナウ)、ルーカス・ビリア(アンデルレヒト)

FW: ゴンサロ・イグアイン(レアル・マドリー)、リオネル・メッシ(バルセロナ)、セルヒオ・アグエロ(アトレティコ・マドリー)、ディエゴ・ミリート(インテル)、エセキエル・ラベッシ(ナポリ)、カルロス・テベス(マンチェスター・シティ)