【読む新刊ラジオ】“飲み会で一人ぼっち”がつらくなくなる本

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 本書『「陽転」コミュニケーション』について書く前に、まずは【陽転思考】について紹介しましょう。

 「陽転思考」とは、起こった出来事を、まずはそのまま受け入れて、それから(陰・陽)の陽に転じて考えるようにする思考パターンです。

 本書の著者である和田裕美さんは、「ポジティブシンキング」と出会ったとき、“ネガティブはタブー” “できない、辛いというマイナスの言葉は吐いてはいけない”といった考え方に、「私は急に元気になんかなれない、無意識にすぐにネガティブな思いがあがってくる自分には無理だと」自信をなくしてしまったそうです。

 そして、和田さんはあることに気づきます。「落ち込まないなんてことは無理だけど、確かに落ち込んだまま人に会っても、いい人間関係や良い結果は生まれない。だったら、落ち込むことはあっても、落ち込み続けなければいいじゃないか! まずはマイナスの感情も1回受け入れてみよう!」

 物事には、結果はひとつだけでも、考えようによっては2つの側面があります。たとえば仕事で失敗したら、それをなかったことにすることはできませんが、「もういやだ、辞めたい」と思うか、「仕事に慣れてきて、おごってしまったからミスしたんだ。気を引き締めよう。大きな損害を出す前でよかった」と、転じて考えるかで、その後のメンタリティには大きな違いが現れます。

 結果はひとつでも、別の見方をすると、「結果、よかった」と、陽の方向に転じて考えることで、切り替えを早くできるというのが、陽転思考の考え方のひとつなのです。


 突然ですが、飲み会や、集まりでひとりぼっちになってしまう人はいますか?
 そういう方に、和田さんはこんな行動を勧めています。

「人と話すのに自信がないなら「場の空気」をよくすることを考えよう」

 和田さんは、実は人見知りな性格だそうです。

 ある日、20人くらいの初対面の人があつまる飲み会に参加したそうですが、なかなか会話に参加できず、話すこともできないまま、数時間、人の話を聴いてうなずいていただけで終わってしまったことがあったそうです。

 和田さんは、観葉植物みたいに何の印象もない人になってしまった・・・と反省したそうですが、しかし、これだけは心がけていた!ということがあります。

 それが、「うまく話せなくても、いい空気を作れる人になる」ということだそうです。会話に参加できなくても、できるだけ笑顔を絶やさず、「あなたと一緒にいてとても楽しい」という態度で話を聞いたり、接することで、空気はあたたかくやわらかいものになります。そういった、場の空気をよくする“空気力”は、数値化できるものではありませんが、人の印象を左右する重要なポイントなのです。

 最初はうまくいかなくても、笑顔と態度を意識して気をつけていると、“空気力”が自然と身についてきて、無理をしなくても「いい空気」を作れる人になれるそうです。たくさん会話に参加できる“楽しい人”になるのは、すぐには大変かもしれませんが、笑顔でたのしい態度で接してくれる、“感じのいい人”とか、 “話やすい人”になら、すぐになれるのではないでしょうか。

 続きは新刊ラジオでお聴きいただけます。(無料)


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