英紙『デイリー・スター』が報じたところによると、インテルが1月にも、エヴァートンMFスティーブン・ピーナールと事前契約を交わすのではないかという。28歳の同選手はエヴァートンとの契約延長交渉が行き詰っており、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッド、トッテナムといったクラブも関心を寄せている。また、『サン』によれば、元インテルで現在トッテナムに所属するFWロビー・キーンが、1月のマーケットでユヴェントスへ移籍するかもしれないそうだ。

一方で『サン』は、マンUのFWマイケル・オーウェンが現役を引退する可能性も伝えている。今季終了までの契約を結んでいるオーウェンは、マンUが契約延長を望まなかった場合、スパイクを置くかもしれないというのである。現時点で延長交渉は行われておらず、本当にオーウェンがユニフォームを脱ぐ可能性もあるとのことだ。

逆に契約延長へ向かっているのが、チェルシーDFブラニスラフ・イバノビッチ。『サン』は、チェルシーが同選手の年俸を300万ポンド(約3億9000万円)にまで引き上げ、2014年まで契約を延長する準備ができていると伝えた。イバノビッチの現在のサラリーは週給4万ポンド(約520万円)で、チェルシーの中では最もサラリーが安い選手の一人となっている。

また、チェルシーはレアル・マドリーとともに、アンデルレヒトFWロメル・ルカクの獲得を狙っているそうだ。「ニュー・ドログバ」と目されているルカクについて、アンデルレヒトは昨夏、1750万ポンド(約22億6000万円)のオファーを断っている。しかし、ベルギーのメディアによれば、チェルシーとレアルが争奪戦で有利な位置にいるそうだ。ルカクの契約は12年までとなっており、アンデルレヒトができるだけ高額な移籍金を引き出すには、来夏に売却する必要がある。