秋は学園祭の季節だ。そこで今回は、大学祭で行われるミステリー作家の講演会に注目してみた。
 まず早稲田大学では、毎年恒例になっているワセダミステリクラブ主催の講演会がある。石持浅海が今年度のゲストだ。今年はすでに五冊の著作を上梓し、現時点ではもっとも精力的に活動を行っているミステリー作家といえるだろう。実は、石持は会社員との兼業作家でもある。いったいどのような時間管理をして執筆に臨んでいるのか。講演会ではその辺の秘話が聞けるはずだ。作家志望者の方もぜひ。

【ワセダミステリクラブ 石持浅海講演会】
日時:11月6日(土)14:00開場/14:30開演(入場無料・予約不要)
場所:早稲田大学戸山キャンパス 36号館382教室
(東西線早稲田駅より徒歩3分)
ワセダミステリクラブ:http://wmc-mw.sakura.ne.jp/

 また一橋大学では、同じくミステリー作家・霧舎巧をゲストとして招聘、短いストーリーを読んで推理をする犯人当てゲームなどを通じてミステリーのおもしろさを紹介する、来場者参加型の講演会を予定している。参加者には景品も準備されているようだ。こちらはミステリー初心者でも楽しめる企画といえる。

【一橋大学 本の外の名探偵"推理小説入門" 霧舎巧講演会】
日時:11月6日(土) 11:00〜12:40
場所:一橋大学国立キャンパス 西本館31教室
(JR中央線国立駅南口より徒歩5分、またはJR南武線谷保駅北口より徒歩20分)
一橋祭.com:http://jfn.josuikai.net/student/ikkyosai/

 そして慶應義塾大学では、「〜作家・福井晴敏、ガンダムを語る〜」と題し、ガンダムマニアとしても名高く、大河小説『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』(角川書店)の著者でもある福井晴敏にその創作の秘密を聞く講演会を実施。『機動戦士ガンダムUC』は、episode2「赤い彗星」が10月30日から全国8館でイベント上映され、11月12日にはBlu-rayとDVDでも発売になるのだ。注目を集めている作品の原作者講演ということもあり、当日は盛況が予想される。なお、主催団体である慶應義塾大学推理小説同好会は、小説版『UC』の連載誌「月刊ガンダムエース」などの各誌に、講演を間近で聴ける特別招待席プレゼントの情報提供を行っている。詳細は末尾の講演会告知ブログでどうぞ。

【慶応義塾大学推理小説同好会 〜作家・福井晴敏、ガンダムを語る〜】
日時:11月20日(土)10:00開場/10:30〜12:00講演
会場:慶應義塾大学 西校舎ホール
(JR田町駅・都営三田線三田駅より徒歩10分)
公式ブログ:http://www.ksd2010.com/

(杉江松恋)







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