総務省が発表した労働力調査(速報)によると、9月の完全失業率(季節調整値)は前月に比べて0.1ポイント低下し5.0%。3カ月連続の改善となった。一方、厚生労働省が発表した9月の有効求人倍率(季節調整値)は0.55倍で、前月比0.01ポイント上昇して5カ月連続の改善となった。

 新規求人倍率(同)は0.91倍で前月を0.03ポイント上回った。正社員有効求人倍率は0.33倍で、前年同月を0.07ポイント上回った。有効求人(季節調整値)は前月に比べて1.9%増、有効求職者(同)は0.4%増。新規求人は前年同月比17.3%増。

 新規求人を産業別に見ると、情報通信業(42.7%増)、製造業(27.2%増)、サービス業(22.2%増)などで増加となった。

 都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)で、最も高いのは福井県の0.86倍、最も低いのは沖縄県の0.33倍。

 男性の完全失業率は前月比0.1ポイント上昇の5.5%、女性は同0.3ポイント低下の4.3%となっている。

 完全失業者数は前年同月比23万人減の340万人で、4カ月連続で減少した。完全失業者のうち「勤め先都合」は同7万人減の106万人、「自己都合」は同3万人減の111万人となった。

 就業者数は前年同月比14万人増の6309万人で、2カ月ぶりの増加。産業別に前年同月と比べると、医療,福祉(42万人増)、情報通信業(11万人増)などが増加。サービス業(26万人減)、卸売,小売業(11万人減)などが減少している。

求人広告件数が大幅に増加、前年同月比25.2%増
転職者の平均応募社数が過去最多の23.5社、活動期間も長期化
景気の横ばい状態が続き、新卒採用は拡大せず

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