泉州の水茄子を使った「水茄子ロール」(2100円)は11/1発売

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“水茄子”といえば“漬物”をすぐに思い浮かべる人が多いと思うが、そんな水茄子を使った新感覚スイーツが11月1日(月)に発売される。トータルの「泉州水茄子ロール」(2100円)だ。

【画像】こちらも日本初!同日発売される「泉州水茄子ジャム」

これは、大阪・泉州の独特な気候と風土でしか育たない高級野菜“水茄子”を使ったご当地スイーツ。形や色など、出荷時の審査が厳しいことで知られる水茄子の用途を増やすことで地域活性化に役立てようと考案されたもので、口溶けの良いスフレ生地とクリーム部分で水茄子の水分とおいしさをコンポートで閉じ込めた新感覚のロールケーキなのだ。

ゴボウや枝豆など、野菜を使ったスイーツは話題になっているものの、漬物のイメージしかない水茄子のスイーツとは果たしてどんな味なのか。気になった記者は、一足先に「水茄子ロールケーキ」を入手。男女のスタッフで早速試食してみた。

やはり“漬物”としてのイメージが強かったせいか、先入観が邪魔して最初のひと口をためらったのは事実。しかし、ひと口、ふた口…と食べ進めていくと、程よい甘さでコンポートされた水茄子がフワフワのロール生地や上品な甘さの生クリームと絶妙にマッチしていて本当においしい!

最初は、いぶかしげな表情をしていた別のスタッフたちにも食べた感想を聞いてみると、「これ、水茄子を漬物でしか食べたことのない人は本当に驚くと思う!」「違和感がない! 生地にもクリームにもこだわりが感じられる」「甘さを抑えているから年配の人にも喜ばれそう」と、好感触。

ナスが苦手な人の反応も気になったので、急遽“ナス嫌い”のスタッフを探して食べてもらったが、「(中に入っているコンポートが)サツマイモみたいな甘さでおいしい!」と、笑顔で完食。食べ終わった後に正体を明かすととても驚いていたが、「これならナス嫌いな子どもも喜んで食べる!」と、とても気に入った様子だった。

「農家や地元の人たちもスイーツになったことにビックリしています(笑)。漬物以外に調理する常識がなく、“スイーツ”としてのお手本もなかったので、工場長さんたちと何度も何度も試作を重ねてやっとのことで完成にこぎつけました。ご当地だけがウリではなく、野菜や果物の中でもトップと言われるほど栄養素の『ナスニン(ポリフェノール)』を多く含んでいるので、視力回復や美容効果も期待大。健康を気にして甘いものを控えている人や女性におすすめです!」と、話すのは広報担当の祖川さん。

漬物でしか知ることの出来なかった“水茄子”のおいしさをスイーツに生かしたロールケーキ。このほか、「泉州水茄子ジャム」(850円)も同日発売とのこと。どちらもおいしい“大阪産(おおさかもん)”として注目されるのは間違いなさそうだ。【東京ウォーカー】

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