フィオレンティーナFWアドリアン・ムトゥが暴行を働いたことは、彼の母国であるルーマニアでも報じられている。ムトゥは先日、バーの店員と口論になり、顔面を殴って鼻骨を骨折させていた。

『Evenimentui zilei』オンライン版は、ブカレスト大学病院の精神科医であるフロリン・トゥドーゼ医師のコメントを掲載。同医師は、「アドリアン・ムトゥはふるまいに問題を抱えており、専門医に診てもらう必要があるだろう」と勧めている。さらに、「私はコカインのスキャンダルのときに言っていた。ルーマニアのイメージが、ムトゥの行為の影響を受ける」と非難した。

また、『Prosport』オンライン版は、“公の危険:ムトゥはルーマニアの子供たちの手本ではない” とタイトルをつけ、同国の英雄的なサッカー選手、イリエ・ドゥミレスク氏のコメントを伝えた。

ドゥミレスク氏は、「もし、ムトゥがイタリアの司法によって裁かれるのであれば…」と、ルーマニア代表復帰が厳しいかもしれないとの見解を示した。さらに『Advarul』は、元ルーマニア代表監督のエメリク・イェネイ氏のコメントを伝えており、同氏もムトゥをこれ以上代表に呼ばない方がいいと話している。

一方、イタリア『スカイ・スポーツ24』では、ムトゥの弁護士であるミケーレ・ドゥッチがコメントを残した。同弁護士は、「広く知られたことになっているが、ムトゥは挑発に乗ってしまった。我々は、事件の起きた状況に興味を持っている。ムトゥは残念がっている。特に(ドーピングによる出場停止からの)復帰が近いときだったからね。すべてが良い方向に終わってくれることを願っている」と述べた。