■第9試合 ウェルター級/5分3R
ディエゴ・サンチェス(米国)
Def.3R終了/判定
パウロ・チアゴ(ブラジル)

5月のウェルター級復帰戦で、ジョン・ハザウェイに思わぬ判定負けを喫したディエゴ。古巣グレッグ・ジャクソンMMAへ戻り、崖っぷちから生き残りを図る。対するはフロントチョーク系大家アタイジ・ジュニオールを師事するチアゴ。

サウスポーの構えから、左、右を伸ばすディエゴ。チアゴも左ジャブで距離を測る。飛び込んだディエゴの右がヒットすると、チアゴは左ミドルを返す。接近戦の打ち合いの直後に、テイクダウンを狙ったディエゴは、チョーク狙いのチアゴの試みを防ぐも、態勢を入れ替えられてケージに押し込まれる。

オクタゴン中央に戻った両者。組みついたチアゴがテイクダウンに成功し、右のパウンドを落とす。首を固められ、立ち上がられないディエゴは、シングルに出ると、チアゴがダースチョークへ。2度に渡るダースから逃れたディエゴは、ヒザを受けながらも立ち上がり、試合はスタンド戦へ。

左から続いて伸ばした右をヒットさせたディエゴが、さらに左右のパンチを放つ。両者、激しい動きを見せた初回、テイクダウンの分チアゴがリードしたか。

2R、右を伸ばすディエゴに、距離を詰めたチアゴが左右のフックを放っていく。大振りのフックから、組みついてシングルレッグを狙ったディエゴは、バックに回りながらトップを奪う。逆マウントのような体制で抑えられたチアゴは、バック狙いのディエゴの動きをバタフライガードで止める。アームロックを外されたチアゴは、後頭部にエルボーを落としたと注意が入る。

再びアームロックを狙うチアゴが、足を肩越しにかけるも、立ち上がったディエゴが腕を引抜くと、パウンド&エルボーを見せる。巴投げのようにディエゴをリバーサルしたチアゴだが、直後にディエゴがチアゴを抱え上げ、雄叫びをあげながら豪快にスラムする。

さらにパウンドにつなげたディエゴは、シングルに出たチアゴのバックに回り込み、チョーク、さらにパンチを続ける。バックグラブを狙ったディエゴは、前方に振り落され、ハイキックをディフェンスし、攻勢の2Rを終えた。

最終回、疲れの見えたチアゴは、すぐに組みつくがディエゴに体重を掛けられ、ガードに引き込む。再度、キムラを狙い、一度は腕を伸ばしたチアゴだが、ディエゴは落ち着いて腕を引抜くと、バックに回り、両足をフック。四の字フックからパンチを落し、チョークを狙うディエゴは、チアゴが腕をたぐりディフェンスすると、すぐにパンチに切り替える。

完全にチアゴの体を制したディエゴは、マウントに移行すると、強烈なパンチを落し、再びバックへ。ここでディエゴは前方にまたも振り落されるが、チアゴは立ち上がることができず、蹴り上げを狙ったものの、そのままガードを強いられる。

ならばと足関節を狙ったチアゴ、再びバック狙いのディエゴを振り落すと、ダースチョークを仕掛ける。頭を引き抜き、トップを奪ったディエゴは強烈なパウンドを落とすと、再度マウントを奪取し、残り10秒、パウンドを集中させタイムアップ。30-26、29-28、29-28の裁定でディエゴ・サンチェスが復活を果たした。