現在は一人で仕事をするよりも、チームを組んで仲間と協力してビジネスを進めることも珍しくありません。

 しかし、そうしたチームは大きく2つに分かれます。結果を残せるチームと、結果を残せないチームです。結果を残せるチームは、何か成功の法則性をつかんでいるかのように常に結果を残し続けます。それはどうしてなのでしょうか。

 米国のコンサルタント、ハワード・グッドマン氏は、著書“Great Business Teams:Cracking the Code for Standout Performance”(邦訳未刊行)において、優れたチームに共通する要素をまとめ、その実践的な知識をまとめます。
 ここではその中から、高い業績を残すチームの意思決定のステップを紹介します。

●目標とタイムラインを決める
 まずは目標とタイムラインを設定しましょう。チームに参加する全ての人が、自分が求められていること、それを行う期日を知っている必要があります。

●下すべき決断を特定する
 取り組む可能性のある事項全てを一日で決める必要はありません。チームの目標に関係する重要な事柄を選んで、そこから決断するようにしましょう。

●意思決定を行うサブチームを作る
 意志決定者は必要最少人数だけでよいのです。人数が多すぎると、意見が分かれるなどし、意思決定が円滑に進みません。

●責任を課す
 意志決定者が決定を下したら、チームメンバーに実行に移す権限を与えます。そこでは決定と実行の両方に対する責任も課すことが大切です。

●意思決定を行う方法を決める
 決定する項目に対して、一方的に決定するのか、それとも相談した後に決定するのか。意見の一致がなければ決められないのか、どのようになればそれが実行されるのかを明確にして下さい。

●情報源を特定する
 意思決定を下すためには様々な情報を集めますが、どの情報源が本物で信頼できるのかを特定すべきです。

●決定事項の有効期限を設ける
 決定事項を修正するべきか、あるいはそのまま続行するべきかは、チームで見極める時期を決めて下さい。たとえ優れたものであっても、半永久的に有効な決定事項は、ほとんどないのです。

 グッドマン氏は、こうしたプロセスの他に、高業績を継続するための5つの特徴や、チームメンバーとして加入する時に期待される精神習慣など、様々な項目を通し、リーダーがチームに貢献する方法やメンバーがチームにもたらすべきものなどを説明します。

 リーダーとなる人だけでなく、そのチームのメンバーも含めた、ビジネスに関わる全ての人が知っておくべき項目が本書には書かれています。

 “Great Business Teams:Cracking the Code for Standout Performance”は現在のところ、邦訳版は未刊行ですが、オーディオブック販売サイト「FeBe」で配信されている『エグゼクティブ・ブックサマリー』では本書の日本語要約版が音声とPDFセットで11月17日までダウンロードできます。是非お試しください。
(新刊JP編集部/金井元貴)


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