食べ物には保守的な人が多いとされるフランス人も、近年の日本食人気の影響を受け、訪日の際には貪欲(どんよく)に新しい味を探す旅行者の姿もあるようだ。フランス人のブログ「boblastic」では、日本で味わった食事についてつづられている。

 筆者は、なるべく野菜は生のまま、肉や魚にもマスタードやわさび以外はつけない「シンプルな料理」が好みで、ソース主体のこってりした料理が多いフランスでは、好き嫌いが激しいといわれているようだ。そんな筆者の嗜好(しこう)に日本食は適していたようで、日本に滞在した3週間、さまざまな場所でいろいろなものを食べたが、毎回おいしく食事ができたと語っている。

 日本ならではの新鮮なネタを使用したすしや刺身の盛り合わせは、フランス人の筆者にとっては、値段が高いと感じたが、その価値に十分見合ったおいしさであったとつづっている。

 一方、手軽に食べられる回転寿司(ずし)は、たくさん食べても安いため、フランスに帰国した現在もまた行きたいと感じているようだ。

 上野の露店で味わったホタテのバター焼きは、最小限の味付けで素材自体を味わえるため、大変美味しいと感じたようだ。「焼き鳥」も、程よいたれの量で焼き上げられていて、「絶品だった」と語っている。

 京都で宿泊したホテルでは、日本式の朝食が素晴らしかったとつづっている。フランスでは朝はコーヒーとクロワッサンといった食事が主流であるため、筆者は「食べきれなかった」と記しているが、毎朝メニューも変わっており、大変印象的だったようだ。

 筆者は日本で「ピザ」も試したが、珍しいトッピングに感激し、特にエビが美味しかったと記している。屋台の食べ物から、ホテルでの本格的な日本料理まで、素材の味を生かした調理法のさまざまな日本食を堪能した様子がうかがえる。(編集担当:山下千名美・山口幸治)



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