CLグループリーグ第3戦、ホームにFCコペンハーゲンを迎えたバルサ。相手の組織的なディフェンスと高い位置からのプレッシングに苦しんだが、メッシの2ゴールで快勝。2勝1分けでグループリーグトップに立った。

 チャビを怪我で欠いたバルサの中盤だったが、セルジ・ブスケツ、イニエスタ、メッシの3人がかじ取り役を務め、マスチェラーノが後でバランスを取りながら攻守に渡り貢献。今シーズンからバルサに加わったマスチェラーノは、バルサの中盤での動き、新しいシステムに順応するのに苦労していたが、チームに馴染み出している。

 中盤で同じポジションを務めるセルジ・ブスケツは、マスチェラーノについて、「今シーズンで最高の試合だったと思う。彼とプレーできて本当に嬉しいよ。戦術面でまだ必要なことはあるかもしれないが、彼のような選手ならすぐに順応できる」と語っている。

 今シーズン、トゥーレ・ヤヤの抜けたディフェンシブハーフに入ったマスチェラーノ。バルサのサッカーで心臓部とも言えるこのポジションではディフェンスだけではなく、繋ぎ役、ポジション取りなど高い戦術眼が必要となるがマスチェラーノは少しずつチームに馴染みだしている。新加入選手が苦労することが多い中、マスチェラーノの順応は、バルサにとってプラス材料となる。

(スペイン通信)