マンチェスター・ユナイテッドのウェイン・ルーニーが、退団を希望するのは野望のためと明かした。

ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督が火曜日についに、ルーニーが契約更新を拒否し、移籍を望んでいることを認めている。監督はその理由をわからないとしたが、ルーニー自ら移籍の理由を示唆するような声明を出し、金銭のためという噂を否定し、クラブが新戦力の獲得に消極的なことを大きな理由とした。

「先週デイヴィッド・ギル(ユナイテッドCEO)と会ったのだが、将来的なチームについて俺が求めるような回答がなかったんだ。それで、新しい契約には署名しないと話した」

また、ファーガソン監督のコメントについてショックを受けたことを認めた。
「サー・アレックスが昨日(19日)、何を言うか興味があったけど、そのなかの発言には驚かされたね。彼が言ったように、俺の代理人と俺が新しい契約のことでクラブと何度も話し合った。8月に行われた話のなかで、今後も世界のトップクラスの選手を獲得できるかどうか聞いたんだ」
「俺はクラブをリスペクトしている。こんなに素晴らしい歴史を持ち、さらにこの6年間、俺もその一員だったんだから、そう思わないほうがおかしいだろう」
「俺にとってはトロフィを勝ち取ることがすべて。サーアレックスの指揮下でクラブは常にそれをやってきた。だからこそ、俺の疑問はまっとうなものだと思う」
「最近は難しい関係になったけど、サー・アレックス・ファーガソンには大きな借りがあるんだ。彼は偉大な監督であり、俺がわずか18歳の時にエヴァトンから獲得してくれたときから俺を支えてくれた偉大なる師なんだ」
「マンチェスター・ユナイテッドのためには、彼が永遠にチームを率いてくれればいい。彼のような天才はいない」

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