『死海文書』の全文がオンラインで公開へ  GoogleとIAAの協力により実現

写真拡大

グーグルが、『死海文書』の全文をオンラインで公開する計画を発表しました。グーグルはこれまにでも様々な国の図書館や機関などと協力して本などの紙媒体の情報をデジタル化していますが、『死海文書』ということで話題を集めています。これはイスラエル考古学庁(IAA)の20周年記念行事の一環で発表されました。

死海文書は、イスラエルとヨルダンの間にある死海近くの洞窟で発見された写本の集まりです。今から2000年以上前の紀元前にユダヤ教が書いた文書であり、旧約聖書や、キリスト教、のルーツを知る手がかりを持つといわれています。『死海文書』の発見は歴史的にも宗教的にも非常に価値があるものであり、また発見された後も半分近くが長年公開されなかったことから、『死海文書』には世界を引っくり返す秘密があるという噂が流れました。アニメやゲームでも『死海文書』は“人類の秘密をはらんだアイテム”として度々登場しています。

『CNN.com』によると、IAAがグーグルと協力し『死海文書』をデジタル化、資料や翻訳なども一緒にオンラインで公開するそうです。プロジェクトリーダーのPnina Shor氏は、「これは究極のイメージだ。画像は実物を目で見たのと同じ画質。誰もがクリックすることで、断片を見ることができるようになる」と語っています。

IAAは研究施設に高度な赤外線イメージング技術を導入しています。6つの波長を用い断片のイメージをキャプチャし、きれいなカラーイメージを得ます。「これにより色あせた文章を読み取ることもできるようになる」、ということです。今までイスラエルに行かなければ『死海文書』を研究できなかった300人近くの学者達が、パソコンで見ることが出来るようになります。これで『死海文書』のさらなる研究を促進します。

IAAが3万個近くの断片をスキャンするので長い時間がかかりますが、2011年の春には最初のイメージが公開されるそうです。公開された『死海文書』を読んで、あなたも“人類の秘密”について考えてみては如何でしょうか。

CNN.com(http://edition.cnn.com/2010/TECH/innovation/10/19/dead.sea.scrolls.google/)

画像:『Google』TOPページから引用

■最近の注目記事
オタクの為の婚活イベントが開催! “嫁”と嫁は別?
『ペーパージャム』シリーズのドラムとギターを演奏してみた!
『ニコニコミュージカル』ワークショップってどうなのよ
え? これも駄目なの!? 女性に聞いた“男性のこんなファッションは嫌だ”
「島根にパソコンなんてあるわけないじゃん!」 Googleで「島根に」と検索したら……