TBS日曜劇場では、小栗旬、井上真央の主演で「獣医ドリトル」がスタートしたが、こちらの原作は、夏緑(作)・ちくやまきよし(画)の同名漫画。
 本家本元の----というか、その名前の元になった獣医のドリトル先生が出てくる、ヒュー・ロフティングのThe Story of Doctor Dolittle(井伏鱒二訳の岩波少年文庫版では『ドリトル先生アフリカゆき』)が、『ドリトル先生物語』の邦題で新訳され、ブクログのPuboo(パブー)で、電子書籍として公開されている(http://p.booklog.jp/book/11934)。ウェブブラウザで閲覧できるほか、PDF形式、ePub形式がダウンロードできる。
 訳者は、「弟切草」「トルネコの大冒険」 「かまいたちの夜」などで知られるゲームデザイナーの麻野一哉。飯田和敏、米光一成と鼎談で書評する『ベストセラー本ゲーム化会議』『日本文学ふいんき語り』などの仕事で本好きとしても知られているが、翻訳はこれがはじめて。前にもうしろにも頭がある動物、Pushmi-Pullyu(井伏訳ではオシツオサレツ)は、"オシヒッキー"と訳されている。
 イラストは、こさささこ。今後さらに挿絵が増える予定だとか。
 10月23日までは無料公開されているので、ドリトル好きの人はもちろん、『ドリトル先生』ってどんな話だっけ? と思った人もぜひご一読を。

(大森望)







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