朝一番から電波びんびんHOTな話題ワードをテーマに文章綴る。寝惚けた頭に目覚めの一発。日々命題第111回目のテーマは「MHK」だ。

 MHKとは、【松本(M)人志の(H)コント(K)】の略である。コントは本来はCなのであるが、まあ、そこは語呂合わせの御愛嬌ということで御諒承願いたいところだ。MHKは松本人志氏の初コント番組である。松本人志氏自身が企画し、松本人志氏自身が出演をするという正に【一人ごっつ in NHK】である。

 このMHKは著しく視聴率が悪かったことでちょっとした話題になっていた。では、実際そのクオリティは如何なるものであったのか。筆者は実はチェック済みであったのだが、ネタバレ注意なので、ちょっと暖めておいた。MHKをチェックしていない人は、11月10日水曜日午前0:15からの再放送を見逃さないようにしていただきたい。
 それでは本題に入るとしよう。

 まず、最初のコントでるが通販コントである。宅配便を異常なテンションで受け取った男が、それを組み立ててみるものの、なんとなくガッカリしてしまうというあるあるネタをコントにしたものだ。

 だがしかし、その通販商品は本当に何に使うのか解らない。いちいち名称がうさんくさい。組み立てビデオがなんとなくしつこい。などという、日常でありながら非日常なネタが満載なコントとなっていた。

 コントが終わると、ショートコントが入り込んでくる。それはNHKとのコラボということもあって、昔のニュースに一言ツッコミをするというものだ。その映像の珍妙さはネタではないかと疑いたくなるほどである。これも一見の価値アリだ。

 コント第二弾はビフォアアフターパロディコント。なんと、匠がUFOの改築に取り組むのである。ところどころにツッコミどころ満載な仕上がりになっている。偵察の宇宙人とこんなにフレンドリーでいいのか。調査用に誘拐された人間が何故そんなペット扱いなのか。などなど、見ていてツッコまない時間がないほどである。

 そして、最後が凄い。本当に凄い。卒業式の生徒代表による挨拶を題材としているのだが、これほどまでに「逆に」という言葉が使いたくなるコントは無いだろう。まったく面白くないはずの単語が徐々に徐々に面白く感じてくる。お笑いにとってしつこさは武器なのだと感じさせられた。

 テンドン。執拗な単語連呼。日常の中の非日常。ツッコミどころしかない世界観。そして、映像を観ずとも音だけでも充分に笑えるネタの練り込み。松本ワールドの真髄発揮と言わざるを得ない濃厚なコント番組だった。何故この番組の視聴率が悪かったのか、一度でも見れば不思議に感じてしまう出来である。

 冒頭でも述べたが、まだ見ていないと言う方はなんとしても見るべきである。筆者自身としては、これが2時間物のDVDとして発売されたなら即買いしてしまう自信がある。それほどまでのクオリティがあったのだ。

 笑いに飢えている貴方、特にごっつええ感じ世代の貴方、そんな貴方の心を鷲掴みにするお笑いがMHKにはきっとある。嘘だと思うなら確かめていただきたい。合い言葉は【MHK】である。


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日々命題 バックナンバー
第106回「ミッキーマウスの壁画」
第107回「藤沢とおる」
第108回「渡る世間は鬼ばかり 最終シーズン」
第109回「カスタマイズオーダー」
第110回「オリオン座流星群」

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