東コレデビュー「ヴァンキッシュ」が次なるステージへ

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 メンズブランド「VANQUISH(ヴァンキッシュ)」が2010年10月19日、恵比寿ガーデンホールにて東京コレクション(JFW)デビューショーを開催した。デザイナー石川涼氏が掲げたテーマは「NEW WORLD」。


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 モーリス・メーテルリンクによる100年以上前の演劇「青い鳥」からインスピレーションを得た「VANQUISH」の2011年春夏コレクション。兄弟が幸福を呼ぶ青い鳥を探しに行くが、結局は鳥籠の中にあったというストーリーを今のファッション業界に重ね、「実際にいいものは身近にある」といった石川氏の意思を形に。これまで軽視されてきた109や渋谷系ブランドの見方を変えることに挑んだ。

 発表された33体のルックには青を効果的に使用。カジュアルやスポーツ、ドレスアップの様々なシーンに映える男の服を並べた。そのうち数ルックでは「Sony Ericsson(ソニー・エリクソン)」、「adidas originals(アディダス・オリジナルス)」、「DITA(ディータ)」、そして藤原ヒロシ氏とのコラボレーションウェアを展開。中盤のデニムルックにはDAIGO、綾小路翔がモデルで登場し、小林武史と大沢伸一のユニット「Bradberry Orchestra」がショーの楽曲を提供した。

 青い羽が降りしきるフィナーレでメンズモデルが着用していたTシャツには「IT'S NOW」の文字。お兄系ファッションからモードカジュアルブランドへと進化し、渋谷系メンズファッションシーンを牽引してきた「VANQUISH」が、次なるステージへの第一歩を踏み出した瞬間だ。


■VANQUISH 全ルックレポートはこちら
 http://www.fashionsnap.com/collection/vanquish/2011ss/

■事前インタビュー:VANQUISH 石川涼の挑戦
 http://www.fashionsnap.com/news/2010-08-27/vanquish-ryo-ishikawa/