【斉藤アナスイの本棚】あの「パンチラ漫画」を忘れない〜少年ジャンプ編〜

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現在少年ジャンプで人気連載中の『バクマン。』。その中で主人公のひとり、高木秋人が「少年マンガにおける『パンチラ』のロマン」について語る、というシーンがありました。冒険と情熱に溢れたジャンプにおいても、「パンチラ」、つまりお色気は重要なファクターのひとつ。欠かせないコンテンツのひとつです。皆さんもドキドキしながらページをめくった経験があるのではないでしょうか。ここでは、そんな少年ジャンプの名作お色気漫画をいくつかご紹介したいと思います。


?桂正和全般
現在はヤングジャンプにて連載中。こと「色気」という一点において、桂正和先生に勝てる漫画家はいないでしょう。「パンチラのアップだけで誰が描いたか一発でわかる」、漫画好きからそう語り継がれるその偉業は、もはや伝説。『SHADOW LADY』『電影少女』『I"s』…。数々の名作漫画を生み出しました。

桂正和先生が描く「パンチラ」の特徴は、その質感。とにかくリアルで温度があり、恐ろしいほどのソウルがこもっています。もはやアートと言っても過言ではないでしょう。

?『To LOVEる-とらぶる-』
2009年まで少年ジャンプで連載していた、記憶に新しいお色気漫画。ご存知の方も多いかとは思いますが、目が大きくてキラキラした美少女たちが、これでもかと言うぐらいパンチラを連発。風でスカートがめくれるといった王道のパンチラから、ショートパンツの裾からパンツがのぞくといった玄人好みのパンチラまで、とにかく毎回お色気シーンが満載でした。

矢吹健太朗(漫画)・長谷見沙貴(脚本)によるタッグ作品なのですが、作画担当の矢吹先生は、その前までジャンプで『BLACK CAT』という人気漫画を連載。しかし、『BLACK CAT』は決してお色気漫画ではありませんでした(ここがポイント)。つまりファンの間では、「あの矢吹先生の絵でパンチラが拝めるのか!?」と話題になった、と。単行本ではさらに過激な加筆がされるなど、多くのファンを楽しませた作品でした。

?『いちご100%』
河下水希先生によるお色気漫画。2002年から2005年まで連載が続いた、人気漫画でした。そのバランスのとれた画風もさることながら、女の子たちがちょいちょい「いちごパンツ」を履いているという愉快な設定で差別化。それ以外は「さえない主人公がなぜかモテまくる」という、言うなれば王道の恋愛漫画なのですが…。

ヒロインとの出会いが「パンチラ」など、「パンチラ」そのものに重要な意味があった、文字通りの「パンチラ漫画」。主人公が懸垂(鉄棒)をしながら告白する、ずっと探し続けた「イチゴパンツの女の子」…じゃないほうの子と付き合うなど、最後まで読者を飽きさせない作品でした。

?『地獄先生ぬ〜べ〜』

真倉翔(原作)・岡野剛(作画)。老若男女に愛された超人気作品。怪談、ホラーをベースとした話に、はんなりとお色気シーンが盛りこまれておりました。

『ぬ〜べ〜』自体決して「お色気」ジャンルではないのですが、男子がパンツに変えられそれを女子が履く、といったファイヤーなお話も存在(誰かに履いてもらわないと本当にパンツになってしまうという設定)。ちなみにこれ28巻に収録されているのですが、現在入手困難になっているようです。人気ありすぎて。

?BASTARD!
萩原一至によるファンタジー漫画。何度かの休載、移籍を挟みながら、現在はウルトラジャンプで連載されています。「パンチラ」と言うとどうしても学園ものになってしまいがちですが、この作品は冒険もの。ゴブリンとパンチラが共存する素晴らしい作品です。

パンチラではないのですが、ヒロインがスライムに締め付けられるといったシーンも人気。ちなみにこれ2巻に収録されているのですが、ブックオフ行くとこの巻だけ抜けてたりします。人気ありすぎて。

ジャンプに限らず、マガジンにはマガジンの、サンデーにはサンデーのお色気漫画が存在(チャンピオンは別格)。本屋さんで買うにはいささか恥ずかしかったりもしますが、漫画を語る上では欠かせない存在です。これからも少年たちに夢とロマンを与え続けて欲しいものです。

(テキスト&イラスト 斉藤アナスイ)











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