<ウェルター級/5分3R>
マイク・パイル(米国)
Def.3R終了/判定
ジョン・ハザウェイ(英国)

ロンドンのファンが送るハザウェイの声援に負けず、組みついたパイルはテイクダウンを奪う。ハザウェイは、ケージを背にしながら体を入れ替え、トップを奪取。立ち上がった両者は、打撃戦に戻ると、ハザウェイの左にパイルが右を重ね、一瞬、ハザウェイの腰が落ちる。

テイクダウン狙いは失敗したパイルに、ハザウェイはテンカオ決めるが、パイルがダブルレッグから、首相撲に切り替え、ハザウェイをキャンバスに転がしたところで、初回が終了する。

2R、左ジャブから右ミドルを放ったハザウェイは、低い姿勢で飛び込んでくるパイルのテイクダウン狙いを捌いて、スタンドをキープする。ワキを差されてなお、右エルボーを放ったハザウェイは、右ストレートをヒットさせ、パイルを後退させる。

パイルは右を返し、組みついてから豪快な投げでテイクダウンを奪うと、サイドから思い切りエルボーを落す。頭を跨ぎ、横三角の態勢に入ると、パイルはそのまま右パウンドを連打で落とす。身動きが取れないハザウェイ、ケージを蹴りあげてブリッジを試みても、足を解かないパイルのパウンド攻撃が続く。

パイルはアームロックを狙う仕草を見せながら、エルボーを落す。このままトップから攻勢を見せたパイルが、明確に2Rを奪った。

後のなくなったハザウェイは、額を大きく腫らして最終ラウンドに挑む。堅いフォームからミドル、テイクダウンを狙うが、パイルに防がれる。ならばと思い切り飛び込むが、態勢を入れ替えたパイルに逆にテイクダウンを許してしまった。

尻もちから立ち上がったハザウェイに対し、小手投げから向きを入れ替えたパイル。再びケージに押し込まれたハザウェイは、根負けしたようにキャンバスに背中を付けてしまう。

ハザウェイの仕掛けを担いでパスを狙ったパイルは、ハーフでも十分とばかりトップキープに。クローズドに戻したハザウェイは、後方に距離を取ろうとするが、しっかりと追いかけてきたパイルに抑え込まれたまま、最後の1分を迎える。

腰をコントロールし、エルボー、マウントを落とすパイル。ケージを蹴りあげるハザウェイを上四方で潰し、そのままトップの状態で試合終了を迎えた。

結果、ジャッジの裁定は三者とも30−27でパイルを支持。ハザウェーは、キャリア13戦目でついに初黒星を、母国のファンの前で喫することとなった。