『十三人の刺客』 巨大要塞が出現! カラクリ満載の宿場町で、13人 vs 300人の死闘がアツい!!

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三池崇史監督による本格バイオレンス時代劇『十三人の刺客』では、クラマックスで役所広司演じる島田新左衛門の「斬って、斬って、きりまくれ!」の大号令とともに、13人 vs 300人超の侍軍団が激突する。その主戦場・落合宿にはカラクリ満載の大改造が施され、まるで要塞のような軍事基地に。男子ゴコロをくすぐるニクイ仕掛けが満載となっているのだ。

『十三人の刺客』 巨大要塞が出現! カラクリ満載の宿場町で、13人 vs 300人の死闘がアツい!!
この落合宿というのは、稲垣吾郎演じる参勤交代途上の暴君・松平斉韶を迎え撃つため、13人の刺客たちが丸ごと買い取ってしまった宿場町のこと。いくら命を捨てる覚悟のサムライたちといえども、13人 vs 300人では勝ち目がないわけで、町全体の建造物を武装化することで勝機を見出そうと画策したわけだ。

ところが、これが時代劇映画の概念を超えた要塞仕様。建物と建物を吊り橋のような回廊でリンクさせて13人の移動効率を上げ、木製の開閉式バリケードで300人の勢力を4分の1ずつ分断した上で、まずは弓矢と火の点いた無数の牛の洗礼をお見舞いする。その上、路地や空き家に大量の火薬を仕込み、家ごと爆死させるなど数々のトラップを仕掛け、暴君サイドの兵力を一気に減らそうとするのだ。

その一方、地面に無数の刀を突き刺した“刀の墓場”の大乱闘では、刃こぼれした刀の代わりをキープするという戦術面のみならず、ここが死に場所という武士の宿命(さだめとお読みいただきたい)がにじみ出ており、斬る側、斬られる側の最期の地を暗示していて、その哀切が目に突き刺さる。また、この“刀の墓場”で死にゆく若サムライの視点を、カメラを横に置いて表現するエモショーナルな映像は、現代劇ではあり得ない演出だろうが、要塞化したことでファンタジックなアトラクションとなった落合宿では、アドレナリン全開の名場面に! そして、家屋大爆発というサービス精神旺盛な思い切った演出の結果、流れ出す血の海にもグロさはなく、まさに落合宿は墓場としての役割をまっとうするのだ。

そもそも要塞というのは男子ゴコロを刺激するセットで、最新技術のCG映像で構築されたSF的なそれは見慣れたものだが、江戸時代を舞台にしたアナログでハンドメイドな要塞とくれば、童心を呼び起こされるうってつけのアイテムだ。上映時間の後半50分は落合宿での死闘がメインとなっていて、この闘い、熱い男なら、マジで観ずには死ねないはずだ!

映画『十三人の刺客』は、大ヒット上映中!

(c)2010「十三人の刺客」製作委員会

@ニフティ映画
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