インターネットの守りに「Ubiquity(ユビキティ)」

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シマンテック・コーポレーション(以下、シマンテック)は、2010年10月8日、次世代セキュリティ技術「Ubiquity(ユビキティ)」を発表した。

同技術は、進化するマルウェアに対抗する為に、ユーザーコミュニティが作り出すレピュテーション(評価)情報を活用するというもの。1億以上のシマンテックユーザーから集めた匿名のソフトウェア使用パターン情報を活用することで、従来型のセキュリティ ソリューションでは完全に検出を回避されてしまう、少人数に限定して感染させる変異型の脅威に対しての保護が行なわれているという。

一般的に、攻撃者はマルウェア ファイルの内容を変異させることで、従来型のシグネチャ方式での検知を避けることができるといわれているが、同技術のような「ユーザー集団をベースとした統計情報」を操作することは困難で、つまり同技術は、現時点で、この種の補完的アプローチを採用した業界唯一の技術ともいえる。

なお、同技術は、既にコンシューマー向けセキュリティ製品の『ノートン 2011』や、また最近では『Symantec Hosted Endpoint Protection』にも導入されており、さらに来年には、さまざまなエンタープライズ製品にも導入される予定とのこと。

マルウェアとは、ウイルス、ワーム、トロイの木馬を含む悪質なコードの総称のこと。有害なマルウェアは、普及している通信ツールを使用して拡散するといわれている。たとえば、電子メールやインスタントメッセージで送信される「ワーム」、Web サイトから読み込まれる「トロイの木馬」、ピアツーピア接続でダウンロードされる「ウイルス感染ファイル」などが該当する。また、マルウェアはシステムの既存の脆弱性を悪用して、密かに侵入を試みるケースもある。

ユーザーを限定することなく、幅広く提供されるコンシューマー製品には、ユーザーからのレスポンスが何よりも欠かせない。

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シマンテック・コーポレーション
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