ゲーム会社スタッフが完全版商法を肯定? ゲームユーザー「ユーザーをバカにした商法だ」

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バンダイナムコゲームスのスタッフが、「先に遊べるならいいじゃないですか」と発言して物議をかもしています。これは10月9〜11日にかけて開催された『眉山山頂秋フェスタ』のゲーム業界トークセッションでバンダイナムコゲームスのスタッフが発言したもの。

インターネット上では「完全版商法を肯定する発言だ」と話題になっています。どうしてその発言が物議をかもしているの? 完全版商法とは何なの? そのあたりを解説していこうと思います。

バンダイナムコゲームスの人気ゲームソフト『テイルズオブディスペリア』は最初にXbox360で発売され、ほぼ1年後にプレイステーション3でも発売されました。しかし、プレイステーション3版にはXbox360には入っていなかった新要素がプラスされており、多くの人たちはプレイステーション3版を『テイルズオブディスペリア 完全版』として認識しています。

また、バンダイナムコゲームスはWiiで『テイルズ オブ グレイセス』を発売していましたが、やはり1年後に、新要素を多く追加したプレイステーション3版『テイルズ オブ グレイセス エフ』を発売。これもまた、完全版はプレイステーション3版として認識されています。

つまり、最初に不完全な内容のゲームを出し、あとになって別ハードで追加要素満載の同ゲームを発売することを「完全版商法」というのです。ゲームメーカーからすれば「不完全な内容で出してない! そのとき完全だったものを出している!」と思うかもしれませんが、ゲームユーザーの心理としては追加要素が加わったゲームを後から出されると、やはり「最初に出したバージョンは不完全だったんだ」と感じてしまうものです。

ゲームのファンならば、初期版を買っていたとしても完全版も買いたい衝動に駆られることでしょう。つまり出費が増えますし、あまりサイフに優しい商法ではありません。「買わなきゃいいじゃん」という人もいるかもしれませんが、ファンは買ってしまうものなのです。

バンダイナムコゲームスのスタッフが、そんな完全版商法を肯定するかのような「先に遊べるならいいじゃないですか」という発言をしたため、物議をかもしているわけですね。この発言を『テイルズオブディスペリア』のケースに当てはめると、「Xbox360版は完全版じゃないけど、PS3の完全版よりも1年先に遊べるならいいじゃないですか」ということになります。

<発言に対するネットの反応>
・じゃあ完全版買います
・二度と新品では買いませんw
・追加要素つきの完全版買えばハズレはない
・バンナムの完全版が出るんだから今のバンナムの物は一切買う必要が無いな
・とりあえずバンナム作品は完全版出るか中古2000円切るまで買う気せんわ
・俺はもうたとえ完全版が絶対に出ないと決定付けられてどんな神ゲークラスだったとしてもテイルズは2度と買わない
・流石にTOS、新TOD、TOV、TOGと4回もユーザーをバカにした商法やってそれを正当化する発言するような作品なんぞ絶対に買わない
・今後一切バンナムのソフト買う気ないからなぁ。客を馬鹿にするとはどういうことかを思い知るべし
・モンハンもテイルズも1年前に発売したやつの焼き回しなのにかなりありがたがってるからなw

「先に遊べるから良いとユーザーが思ってると思うなら、2010年6月テイルズオブユナイティア発売、2010年末テイルズオブユナイティア完全版発売とか発売リストに載せてみろよ」という人もいました(ちょっと極端な要望ですが)。完全版を出すことを検討している場合は「完全版が出るかもしれませんヨ」と前もって告知して欲しいものですが、きっとそれはやらないと思うので、今後もゲームユーザーのモヤモヤ感は続きそうです。

イラスト原画: まそ先生(2ch全AAイラスト化計画

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