大学選び、どうやって間違えないようにする?

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 受験生たちにとって、キャンパスライフはまさに憧れといってもいいでしょう。
 しかし、良い大学に入ったところで大学の色と合わなければ楽しい学生生活を送ることはできません。

 では、大学を選ぶ際にどのように気をつければいいのでしょうか。
 桜美林大学大学院の教授で、大学経営の専門家を育てている諸星裕さんが執筆した『大学破綻』(角川書店/刊)からそのコツをご紹介します。

○受験生は平日の大学に出向け
 大学見学はオープンキャンパスだけ行けばいいと思っている方も多いでしょう。しかし、オープンキャンパスはいわば「お客様を家にあがらせる日」。つまり、家にお客をあがらせるときの如く、掃除をしたり化粧をばっちりするわけです。「普段の顔」を見たければ、平日のありのままの大学を見なければ、本当のことは分かりません。

○学食で学生の本音を聞き出す
 平日に大学に訪問するとき、一人だけではなく複数人で行きましょう。さらに制服を着ていくと、それだけで学生が気軽に話しかけてくれる可能性があがります。学生には学生ならでは大学に対する評価・不満があるもの。「○○課の職員の態度が悪い」「図書館は外観はきれいだが使いにくい」など、キリがありません。本音を引き出すことが、それまで見えなかった大学像が見えてきます。

○重い意味を持つ「他学部履修」「転部・転科」
 これはなかなか実感しにくいかも知れませんが、学部間にある壁は実はかなり高く、入学したあとに自分の勉強分野を変えるのがとても難しいということもあるそうです。その基準として押さえておきたいのが「他学部履修」「転部・転科」です。これが大学の制度上の柔軟さをあらわす指標となります。

 もうすぐ受験シーズンがやってきます。高校生やその保護者の皆さんにとっては、そろそろ大学を選ばないと…という頃でしょうか。大学生活を生かすも殺すも、その学生次第であることは事実ですが、それをサポートするのが大学の役目でもあります。
 より良い大学生活を送れるよう、しっかりと準備はしておきたいですね。
(新刊JP編集部/金井元貴)


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