「男性性器拡大は非課税、女性豊胸は課税」これは男女差別だ!

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韓国で来年から導入される美容整形手術への課税をめぐり、論争が巻き起こっている。韓国の国会企画財政委員会の民主党キム・ソンゴン議員は7日、国税庁に対する国政監査で整形手術の課税問題を指摘した。

キム議員は17〜49歳の国民のうち、美容整形をしたことがある人は15.4%にのぼるという調査結果を示したうえで「これまで映画俳優やお金持ちの女性だけがするものだと思われてきたが、最近では中高生、大学生、さらには老人、男性も行う一般的な手術となった」と主張。「結婚や就職では外見が重要視されるため整形手術が一般化しているが、美容目的の整形手術にだけ課税とするのは庶民に大きな負担となる。貧しくて顔の造りがちょっと足りない人はそれだけでも悔しいのに、きれいになろうとする権利まで政府は奪うのか」と述べた。

さらに「眼科も二重手術をするし、歯医者もあごの手術をするのに、整形外科だけ課税するのは問題」だとし、「男性の性器拡大手術は非課税なのに、女性の豊胸手術は課税されるようだ。男性性器は医療的に見ても特に私生活に問題ないが、女性の胸は常に外からの目に触れるため、小さな人はコンプレックスとなる。男女差別ではないのか」と整形手術の課税について問題点を指摘した。

韓国ネチズンらはこの発言に様々なコメントを寄せている。
「一体何が男女差別なんだ?」
「豊胸手術への課税は当然だろ」
「女性はすでに色々な恩恵を受けているじゃないか。徴兵もないし、女性だというだけで休暇もとりやすいし夜勤だってしない」
「豊胸手術はほかの人に見られるのだから美容だ。男性は夫婦関係に影響を与える」
「男性だけ軍隊に行くのも男女差別」
「男女差別だと思う」
「もう少しまともなことを議論してくれ」
「15.4%も整形しているのか…」

キム議員の指摘について、国税庁のイ・ヒョンドン庁長は「美容目的の手術に対する課税問題については、租税制事項であり執行機関として答弁は適切ではない」としながらも「病気治療を目的とする医療行為への免税には個人的に同感」と述べた。また、キム議員の発言には、議会でも笑い声がもれたという。

韓国では来年7月から、豊胸手術、二重手術など、美容目的の整形手術に対し、10%の付加価値税(消費税に相当)が課せられる予定。


参照:<国政監査現場> 「胸拡大だけ課税、男女差別」 - 聯合ニュース
参照:「性器拡大は非課税、胸拡大は課税、男女差別」 - 世界日報

(文:林由美)

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