動きがかわいい 富士通から人に優しい子ぐま型ロボット登場【CEATEC 2010】
パソコンや携帯電話などデジタル機器に苦手意識を持っている人は、高齢者を中心に結構多い。このため、らくらくホンといった使いやすさにこだわった端末が人気を集めている。

重要なのはインプットとアウトプット、つまりインターフェースがいかにフレンドリーにできているかだ。富士通が参考出展していた子ぐま型ソーシャルロボットは、単に人に優しいだけでなく、日常に溶け込むように生活を支援することを目指している。

見た目は子ぐまのぬいぐるみのため、親しみやすい雰囲気を持っている。それがまるで生きているように動く。マイクやスピーカーを使って言葉でコミュニケーションできるうえ、耳折り、まぶたや口の開閉、うなずき、首振り、首かしげといった自然な動きを12個の内蔵モーターで実現することで、非言語のコミュニケーションもできるようになっている。人間どうしでも重要な顔の表情やジェスチャーによる豊かな感情表現ができるのだ。

相手は、鼻の小型カメラからの画像処理で顔や動作を認識し、全身13カ所におよびタッチセンサーによりスキンシップに応答する。このように、相手の状況にあわせたサービスが提供できるようになっている。

最終的に、高齢者、介護、保育の支援のほか、コンシェルジュのような生活情報支援、学習意欲が向上するような教育支援のサービスへの応用も想定されている。

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