オランダからインテルにとって最高のニュースが届けられた。オランダ『NOS』のインタビューで、MFヴェスレイ・スナイデルが「近いうちに僕とインテルの契約は内容が改善され、延長さえっるだろう。2015年までの合意だよ」と、契約延長が近いことを明らかにしたのである。

スナイデルは「いくつかの点でまだ合意できていない」としながらも、同選手は交渉がまとまるはずだと自信を示しており、サインをかわすのも「時間の問題」だと話している。レアル・マドリー移籍の可能性が報じられた同選手だが、本人は「この世界ではすごくバカげた話も耳にするからね…」と噂を一蹴した。

一方、MFサリー・ムンタリはクラブの公式サイトを通じ、英『skysports.com』が報じた自らのコメントを否定している。『skysports.com』によると、ムンタリはインテルから移籍する用意があると語ったとされていた。

だが、ムンタリはこの数日、こういった類のコメントを一切残しておらず、『『skysports.com』を始めとするメディアと話をしていないという。ムンタリは3日のユヴェントス戦で、ラファエル・ベニテス監督からベンチメンバーではなく、スタンド観戦になることを告げられた際、立腹してスタジアムを去っていた。

そのベニテス監督は『インテル・チャンネル』で、サポーターからの質問に応えている。

「フィジカルや戦術に関して、チームはもっと改善できる。心配はしていない。むしろ、とても満足しているよ。改善できるのは確かだし、だからこそピッチでのトレーニングを頑張っているよ」

サポーターに対し、「物事は良くなっていくはず」と自信を見せたベニテス監督は、空中戦の重要性について問われると、次のように答えている。

「イタリアではイングランドほど重要じゃないね。コウチーニョやビアビアニー、エトー、スナイデルといった選手たちがプレーすれば、その点が違いになることはない。だが、彼らはグラウンダーのボールを扱うんだ。一方、空中戦ではルシオやコルドバ、サムエルらが重要になる」

「イタリアのサッカーはイングランドのようにはならないだろう。ただ、空中戦に強い選手たちがいることは常に重要なんだ。いずれにしても、それぞれのプレーにバランスを持たせることが大切だよ」