京セラミタ、エプソングループ傘下ソフト開発子会社の全株式取得へ

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京セラミタ株式会社は、エプソン ソフトウェア エンジニアリング フィリピン インク(以下、ESEP社)の全株式を、2010年10月末までに取得することについて、2010年9月30日に合意に至ったことを発表した。

この新会社設立は、市場拡大が期待される新興国市場に向けた新製品開発と、成熟国で広がりを見せるMPS(マネージメント・プリント・サービス)ビジネスの展開に向けた事業戦略の一環であり、日本、米国に続くアジア地域のソフトウェア開発拠点として、グローバルなソフトウェア開発体制の拡充を目的としたものとみられている。

新会社名は、『京セラミタ テクノロジー デベロップメント フィリピン インク』となる予定で、今回の子会社化により、同社が有するプリンターや複合機の開発に必要となるソフトウェアの開発拠点は、大阪市にあるR&Dセンター、東京R&Dセンター、米国カリフォルニア州にあるKTD(京セラ テクノロジー デベロップメント インク)となる。

今後は、2010年7月に香港に設立したアジア販売統括会社と密接に連携することで、直轄の7販売会社(中国、インド、韓国、シンガポール、香港、台湾、タイ)に対して実施する販売支援や、さまざまな顧客ニーズに対応したソフトウェア開発を迅速に行う体制が整い、今後の需要拡大への対応が可能になると期待されている。

ソフトウェア企業の買収は、技術の獲得こそが主目的といえよう。ソフトウェア開発の分業化により、組み合わせる部品の開発をオフショアで行うスタイルが日常的に見慣れたものとなりつつある中で、統率を図るための司令塔だけは国産で育成してもらいたいものだ。

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京セラミタ株式会社
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