10月6日(水)、福岡市のホテルモントレ・ラスール福岡を会場にして、日本室内装飾事業協同組合連合会(日装連)九州ブロック(和田則雄会長)主催、インテリア産業協会九州支部(蓮沼彰夫支部長)共催の合同セミナーが開催され、九州各地から集まった約130名の参加者で盛況裡に終了した。

今回のセミナーは次の3つの点で画期的であった。まず1点目は九州7県の日装連組合が勢揃いしたこと。それを物語るように7県の理事長が全員出席しただけでなく、鹿児島や宮崎、熊本など遠方からも多数の組合員が参加した。2点目は、インテリア産業協会九州支部とのコラボが実現したことである。もともと福岡県組合はインテリアコーディネーター(IC)との交流に熱心で、和田会長が社長を務める?イアラなどでもICとのコラボが着実に進展している。
そして3点目が、午前10時から午後5時まで、2つのテーマで内容の濃いセミナーをしたことである。一般的にセミナーというと1時間から2時間程度であるが、今回は2人の講師が5時間半に亘って集中的講義を行った。

合同セミナーは「100年に1度の不況」を「100年に1度のチャンス」として捉えようという和田会長(福岡県組合理事長)の挨拶ではじまった。続いて本紙連載でお馴染のインテリア文化研究所代表の本田榮二氏が、『大不況の今、何をなすべきか』のテーマで、昼食をはさんで実質4時間、120枚の映像データを使って厳しい現状や問題点、閉塞状況を突破するには何をなすべきか等を具体的に説明した。午後3時からは、福岡で「江戸しぐさ」の普及活動に取り組んでいる「ゆなさ塾」主宰の浜田安代氏が登壇、『お客様の心をつかむ繁盛しぐさ』のテーマで講義をおこなった。「江戸しぐさ」とは、江戸の粋で素敵な礼儀作法である。全員、納得の表情で聞き入っていた。
セミナー終了後は、同ホテルの宴会場で懇親会が開かれた。講師や各単組理事長、組合員、ICなどがグラスを片手に意見交換、懇親をはかる光景が随所にみられた。

本田講師が講義の中で何回も強調していたように、住宅リフォームを切り拓くためには日装連の主体メンバーである内装工事店とインテリアコーディネーター(IC)とのコラボは絶対条件である。その意味で今回のイベントは意義は大きい。他のブロックや都道府県でも日装連各単組とIC協会の交流は必要ではないだろうか。