【斉藤アナスイの裏芸】哲也もビックリ!10分でわかる麻雀のイカサマ

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うちの親父が麻雀好きな人でした。だから学生の頃は、家族で卓を囲むのも日常茶飯事。皆で和気あいあいと麻雀を楽しんでおりました。

最初こそそれでよかった僕ら兄弟も、しかし回を重ねるごとに段々と勝ちに飢えてくる。「親父に勝ちたい…!」。しかし実力では届くはずもなく、やるたびにコテンパンの日々。負けず嫌いだった僕らは、考えに考えてある日一つの答えにたどり着きました。

「もうイカサマしかない…!」

当時『哲也』(少年マガジン)にはまっていたこともあり、イカサマの知識だけはあった僕ら兄弟。果たしてイカサマは実際に通用するのか。ここでは僕らが過ごした怒濤の日々をベースに、麻雀のイカサマ数々、そしてそれがどうやったらバレるか、を紹介します。



?ガン牌…
牌の背に傷などの目印をつけ、牌を覚えるイカサマ。


昔は牌の背が竹目だったこともあり、1つ1つ違ったその模様を記憶することでガン牌を行っていました。牌が練り牌(無地)に変化すると共に、傷をつける、指紋を覚えるといったものが主流になりました。

どうやったらバレる?…
指紋を覚えられる脳があるわけもなく、傷をつけようにも、爪がへし折れる、歯が欠けるなどと栄養も失調ぎみだった僕ら。兄の「小さいシール(けろけろけろっぴ)を貼ったらどうだろう」という提案を実行しましたが、あえなく4秒でバレました。そのときは「俺は貼ってない」「昨日の夜おじいちゃんがゴソゴソやっているのを見た」などと嘘を並べ、なんとか大目玉を回避しました。


?ぶっこ抜き…
自分の前の山に欲しい牌を積み込んでおき、隙を見て手牌とすり替えるイカサマ。


親しい仲間内、増してや家族間などではなかなかバレることもなく、初心者にも優しい「ぶっこ抜き」。イカサマの基本です。

どうやったらバレる?…

手先が器用&物怖じしない性格だったので、僕よりぶっこ抜きが巧かった兄。そんな兄が、ある時突然「必殺!ぶっこ抜き!」と叫びました。えええええ!?何でこの人言っちゃったの!?それまでバレることがなくハイになっていた兄は、きっと何かの拍子に憧れのヒーローと自分を重ね合わせてしまったのでしょう。結果兄はクッションを没収され、正座でのプレイを余儀なくされました。

?ローズ(通し)
コンビ打ちにおいて行うイカサマ。あらかじめ隠語やサインを決めておき、相方に欲しい牌を伝える。


僕たち兄弟は基本コンビ打ちでした。2人で手を組み、親父に挑む。ただ兄弟間の超えられない壁により、僕はいつもトス役でした。「古田(元ヤクルト)のサインにお茶ぶっかけるぞ」と脅されていたため、逆らえなかったのです。

どうやったらバレる?…
当初僕らのローズはひどいものでした。

「お前の顔『中』に似てるな」(『中』が欲しい)
「大きくなったら『四萬』になりたい」(『四萬』が欲しい)
「『白』が欲しい」(『白』が欲しい)

いくらなんでも…、と思う兄からのサインは当然モロバレ。逆に親父に利用され、完膚無きまでに叩きのめされました。しかし、ここでまたしても僕らの負けず嫌いが発動。今度こそバレないローズを作ろう。そして2人で秘密の打ち合わせを重ね、ついに僕らだけの「踊りローズ」が完成しました。黙々と打つ3人の横で、1人ハァハァと踊り狂う兄。何を思ったか途中でギターを弾きだしたババァ(母)。どう見ても異様な光景でした。もう親父も何も言いませんでした。

ここで紹介したイカサマは、まだまだほんの一部。技術が必要なものから、度胸次第でなんとかなりそうなものまで、麻雀のイカサマは数多く存在します。ただし、バレたときはそれはもう大変なことに。相手によってはメー!にされてしまうかもしれないので、あくまでも自己責任でお願いします。

(テキスト&イラスト 斉藤アナスイ)




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