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テキスト系妄想メディア「ワラパッパ (WARAPAPPA )」より

「インターネットで面白いことをやっている人に話を聞いてまわろう」という本インタビュー。今回のゲストはデイリーポータルZのwebマスター、林雄司さんです。
2002年のスタートから、おもしろ業界のトップランナーであり続けるデイリーポータルZ(以下DPZ)と林さん。今日は林さんに、DPZの裏側、記事のアイデア、発想のヒントなど伺い、DPZの人気の秘密に迫ります。


林 雄司(はやし ゆうじ)さん。東京生まれ。ニフティ株式会社所属。
2002年7月、デイリーポータルZの前身サイトを立ち上げ。その後、@niftyの公式サイトとして、デイリーポータルZのサービスを開始。以後、同サイトのWebマスターとして活躍中。個人としてもWebサイト「webやぎの目」、「東京トイレマップ」などを運営している。







―――取材は外に出られることが多いですか ?

そうですね。DPZとして「外に出て何かやりましょう」というコンセプトはありますね。外に出てカラダを張ってやるというか。ネタの内容もそうですが、「外に出てやること」自体がコンテンツになりますからね。ホントは頭の中で考えて面白いことが出来ればいいんですが、それはなかなか難しいので。なんていっといて、私が空想ネタをやっちゃったりするんですけどね、ペリーとか(笑)(デイリーポータルZ:ペリーがパワポで提案書を持ってきたら)。でもやっぱり空想系は基本的にやってないですね。外に出てます。



――― 遠出もされますよね

春頃、DPZのエイプリルフール企画で、「デイリーじゃなくてデリーポータルになりました」ってネタでインドに行きましたね。ハワイは行ったことがあったのですが、ちゃんとした海外って今回のインドが初めてで。怖かったですねー、インド人(笑)。みんな顔くっきりして、なんか怒ってるみたいでしたし

歩いていたら、「太鼓買え!太鼓買え!」ってオジさんが付いてきたりして。試しに値切ってみたら、安くしてくれるっていうので、その場のノリで「じゃあ一つ買うよ!」みたいな感じで笑いながら買ったんですよ。そしたら、おじさん全然ニコリともしないで、「もう一個買え!」ってさらに詰め寄ってきて。「フォーフレンド!フォーフレンド!(For friend、 For friend)」って。怖かったですね。

しかしインド行って思ったんですが、海外って切符買って飛行機乗ったら、ホントに行けるんだなと思いましたね。



――― ネタの発想はどんな風に?

私の場合、結構パターンは決まってますね。大きくしたり、素材入れ替えたり、逆にしてみたり。普段あまり馴染みのないモノとか人の話を聞いて、それを元に要素を大きくしたり、入れ替えたり、逆にしたりと。そういうバリエーションはあるので、あとは変わった本を読んでいますね。月刊コンビニとか。ただ「ネタのため」とはあまり思わず読んでたりしますね、ギャル雑誌とか業界誌とか。違う業界のノウハウってなにか羨ましいじゃないですか。そういうものを見て、ネタを思いついたりしますね。自然相手のものを機械に置き換えてみたり。その逆だったり。今流行りのAR(拡張現実)とかだったら、それを人力でやっちゃうとか。

なんか、こういう真面目な話って恥ずかしいですね(笑)



――― テーマ選びの基準は?

テーマ自体は、マイナーとメジャーを掛け合わせることが多いですね。例えばペリー来航のパワポ企画もそうですね。ペリーは有名だけど、そんなに日常会話で「ペリーペリー」言うわけではないのでマイナーですよね。それと、メジャーであるパワポと組み合わせることでペリーが生きてくる。あとそもそもメジャーなものじゃないと、あんまり皆さん見てくれないですしね(笑)

マイナーな例だと、奇岩とか。変わった岩ですね。「東京にある崖」とか。「東京」はメジャーなんで、それにマイナーな「崖」を合わせて。ただ、「崖」がマイナー過ぎて全然見られませんでしたけど(笑)。まあ「富山の崖」だったら、もっと何がなんだかわからくなっちゃいますね。まあ東京の崖も駄目だったんですが(笑)




――― 途中で「こりゃダメだ!」と思うネタとかはありますか?

あまりないですが、それでも1年に1個くらいありますね。最近だと、「カツオを縦に切る」ってやつですね。普通カツオって横にきるじゃないですか。それを縦にきったら面白いかなー、と思って切ってみたら全然おもしろくなくて。まあ、カツオ切って写真撮って「ダメだー!」って頭抱えてる私の写真は、面白い感じですけどね(笑)



――― これからやりたいことは?

最近だと、「魚釣りゲーム」がネットで流行っているので、「魚つられゲーム」とか作りたいですね。自分が魚でエサを毎日毎日食べて大きく育っていくゲーム。エサの中にたまーに釣り針が入ってるエサがあって、それを食べて釣られたらゲームオーバーですね。釣られたら最後に釣り人のユーザの顔が一瞬見えて。魚側でプレイする場合は、体が大きくなっていくと「ヌシ」って呼ばれたりして。釣り側はヌシを頑張って釣るゲームですね。「ヌシ(川崎市〇〇さん)釣った!」みたいな。釣りゲーム釣られゲーム。

ustreamとかだと、夜中にUFO呼ぶとかやりたいですよね。「UFOなんて出るわけないじゃん!」みたいなツイートがあったら本気で怒る。「こういうツイートがあると出ないんですよ!」みたいな真剣な姿勢で。今はustreamは硬い番組が多いので、そういうバラエティみたいなustreamがやりたいですね。




林 雄司さんの関連リンク
webやぎの目
@nifty:デイリーポータル Z

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この記事の元ブログ: インタビュー デイリーポータルZウェブマスター 林雄司さん


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