韓国版ストリートビューで血まみれになった男性の姿が…ネット騒然

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韓国のポータルサイト「ネイバー」が9月からサービスを開始した韓国版ストリートビュー「コリ(路)ビュー」で、問題が相次いでいる。

まず、始めに物議となったのは、ソウルの龍山(ヨンサン)駅、平澤(ピョンテク)駅、永登浦(ヨンドゥンポ)駅などの風景。この地区には遊興業店が密集しており、普通なら未成年は立ち入ることができないが、ストリートビューではこれら中の様子がくま無く撮影され、ネット上に露出していた。

次いで問題になったのは、暴行され血だらけになった男性らの姿。撮影された場所は同国南部の大邱(テグ)市で、ストリートビューの画像には大量の血を流す男性と、その男性の前に立つ黒い服を着た男性が映し出されている。周辺の画像には、この暴行に加担したとみられる上半身裸で血を流す男性の姿も撮影されている。

韓国のネット上では、暴行場面の露出に衝撃が走っており「写真を見て恐ろしかった」「誰が見ても血まみれの深刻な暴行場面なのに、そのまま掲載するのは大きな問題」と言った声が集まっている。

特に、顔にはモザイクがかかっているところをみると、該当写真はネイバー側で確認されたにも関わらず、流血した男性をそのまま露出したものと考えられることから、このサービスに疑問を寄せる声が出ているという。

ネイバーが9月からスタートさせたこの地図サービスは、風景の画像を360度回転させながら地図をたどれるもので、グーグルの「ストリートビュー」や、韓国大手ポータルサイト「ダウム」が提供する「ロードビュー」に対抗するサービスとして、莫大な費用を投入し開発された。

「コリ(路)ビュー」は、グーグルのストリートビューよりも新鮮な路情報を提供するという趣旨であったが、実際には遊興業店や軍事保安地域、暴行風景の露出など、問題が相次ぐこととなってしまった。

ネイバー関係者は問題の暴行場面について「友達同士の単純なもめごとで解決している」「外注業者と会社の内部的フィルタリングを通じ、モザイク処理をして掲載したが、問題になったので削除した」と説明している。

また、サービスを提供しているNHNは、相次ぐ問題に対する緊急対策会議を27日に開き、今後の対策について検討が行われた。NHN関係者は、まだベータサービス期間中であるとした上で「今後はこのような問題が起こらないよう、慎重にサービスを準備する」と述べた。


参照:暴行流血場面もそのまま、ネイバーコリビュー物議 - 経済トゥデイ
参照:ネイバーコリビュー、青少年集娼村を紹介し論争? - トゥデイコリア
参照:ネイバーコリビュー、集娼村に次ぎ流血場面まで露出し物議 - mkニュース

(文:林由美)

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