左から高井英幸理事長、竹原ピストル、南果歩、谷村美月、熊切和嘉監督、依田巽チェアマ

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 秋といえば、食・スポーツ等がありますが、今年は“芸術の秋”に熱視線。もちろん注目する“芸術の秋”といえば、10月23日に開幕する「東京国際映画祭」。このビッグイベント開催にあたり、9月30日に六本木ヒルズ六本木アカデミーヒルズ40キャラントAにて、記者会見が行われました。

 今年の映画祭では、コンペティションに76ヵ国832本もの応募があり、その中の選りすぐりの15本を上映。さらに“アジアの風”部門では生誕70周年のブルースリー特集、黒澤明監督の特集、台湾映画特集、トルコ映画特集が用意されています。

 見応えのある映画が揃い踏みに、依田巽チェアマンは、
「集められたのは、作品力のある映画ばかり。興行力があり、ビジネスとして成り立つ作品をラインナップになりました。私はチェアマンとして21回目から、ホップ、ステップ、ジャンプということで進めてまいりました。今年はジャンプと年となります。世界の4大映画祭に近づけるように、今回の催しで飛躍したい」と、自信が伺える発言も。

 また、コンペティション出品作品を代表して『海炭市叙景』から熊切和嘉監督、谷村美月さん、南果歩さん、竹原ピストルさんの4名が記者会見に出席。

 『海炭市叙景』へのインタビューでは、
「撮影時間は、普段撮る映画よりも短かったが、函館の皆さんに参加いただいたことで、温かい映画になりました」と、谷村美月さん。
また、南果歩さんは
「1ヵ月半の撮影し、函館の皆さんによる市民参加型の作品。現地のボランティアの方々の熱情に支えられて、撮ってきました。コンペティションに選ばれたことで、この作品が世界に発信できる映画となった。このことは、函館の皆さんと一緒にこの喜びを分かちあいたい」
と、作品に対する熱い思いに、会場が熱気に包まれました。

 充実の内容に、ますます待ちきれなくなる東京映画祭。そんな女子に「才職兼美」が、開催までの2週間で、東京国際映画祭に携わる女性へインタビューを紹介。

 東京国際映画祭への思いや、この仕事に携わることになったきっかけ、そして映画祭のおすすめ映画などを教えていただきます。ぜひお見逃しなく!