総務省が発表した労働力調査(速報)によると、8月の完全失業率(季節調整値)は前月に比べて0.1ポイント低下し5.1%。2カ月連続の改善となった。一方、厚生労働省が発表した8月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント上昇の0.54倍となった。

 新規求人倍率(同)は0.88倍で前月を0.01ポイント上回った。正社員有効求人倍率は0.31倍で、前年同月を0.06ポイント上回った。有効求人(季節調整値)は前月に比べて1.7%増、有効求職者(同)は0.3%増。新規求人は前年同月比19.0%増。

 新規求人を産業別に見ると、前月に引き続き、製造業(39.0%増)、サービス業(23.7%増)、情報通信業(22.7%増)などで増加となった。また、建設業(14.9%増)は減少から増加となった。

 都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)で、最も高いのは福井県の0.84倍、最も低いのは沖縄県の0.31倍。

 男性の完全失業率は前月比0.1ポイント減の5.4%、女性は同0.1ポイント減の4.6%となっている。

 完全失業者数は前年同月比24万人減の337万人で、3カ月連続で減少した。完全失業者のうち「勤め先都合」は同19万人減の105万人、「自己都合」は同1万人減の110万人となった。

 就業者数は前年同月比18万人減の6278万人で、2カ月ぶりの減少。産業別に前年同月と比べると、建設業(30万人減)、サービス業(22万人減)、製造業(18万人減)などが減少。医療,福祉(23万人増)、教育,学習支援業(13万人増)などが増加している。

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