集英社は9月6日、「多様性を考える言論誌」と銘打った新雑誌『kotoba(コトバ)』を創刊した。情報を得るための手段として、インターネットの優位が語られることの多い今、あえて年4回発行の季刊誌でスタートした。

 創刊号の特集は「生物多様性はなぜ必要なのか。」生物多様性条約の締結国が集まっておこなわれる「COP10」が、10月11日から名古屋で始まるのを前に、さまざまな分野の論者が意見を述べている。

 また「COP10で何が話し合われるのか?」という基本的な問いに答えるコラムも。おもな執筆陣は分子生物学者・福岡伸一氏、脳科学者・茂木健一郎氏、映画監督・森達也氏など。

 同誌の田中伊織編集長は創刊にあたって、「はじめにコトバありき」というヨハネによる福音書の一節をあげ、「出版の基本に立ち返り、本当に伝えるべき価値あるコトバを、きちんと伝えていく雑誌を目指す」としている。扱う題材は、小説・フィクション以外のすべてにわたるという。

 大人の読み手を満足させる骨のある雑誌として認知されるか。今後の展開に注目したい。




『集英社が季刊誌『kotoba』創刊-出版社の基本に立ち返る』
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 出版社:集英社
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