7月末に任天堂が新型携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」の発売日や価格を9月29日に発表することを告知していましたが、いよいよ本日正式発表が行われました。

11月20日前後とする話11月11日という報道もありましたが、発売日は2011年2月26日だそうです。また、ニンテンドー3DSの詳細な機能やソフトウェアのラインナップなどに加えて、ゲームボーイソフトをプレイ可能になったことも明かされています。

価格やニンテンドー3DSの新機能などの詳細は以下から。
日経トレンディ (Nikkei_TRENDY) on Twitter

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日経トレンディおよびエンターブレインの報道によると、ニンテンドー3DSの国内発売日は2011年2月26日(土)で価格は2万5000円だそうです。発売時点でのカラーリングはアクアブルー、コスモブラックの2色。

なお、任天堂はゲームが立体になることで迫力が増し、臨場感も得られ、高さ、奥行きが認識しやすくなるため、長年3D立体視の研究をしてきたとのこと。

そして携帯型ゲーム機であれば、買った人すべてに同じ3D表現を提供できるため、据え置き型ゲームを3Dにするよりも有利であるとして「ニンテンドー3DS」の発売に踏み切ったとしており、対応ソフトとしては「バイオハザード」や「メタルギアソリッド」「リッジレーサー3D」「ストリートファイターIV」「ラブプラス」「戦国無双」「デッドオアアライブ」「レイトン教授」などを予定。

しかし任天堂は裸眼立体視は体験しなければ実感できないため、多くのユーザーにアピールしにくいことから、ニンテンドー3DSの行方を楽観視しておらず、これまでのゲーム機に無かったハードルを越える必要があるとしています。

また、ニンテンドー3DSの主な特徴は以下。

・テーマは「持ち歩く、響き合う、毎日が新しい」
・スリープ中にすれ違った人の「Mii」と会話できる
・内蔵カメラを使った「AR(拡張現実)ゲームズ」をプリインストール
・カメラを用いた「Mii」の作成に対応
・歩いた歩数やゲームのプレイ時間が記録される「思い出記録帳」
・インカメラとアウトカメラを同時に使い、合成写真が作れる「合体カメラ」機能
・コンテンツのダウンロード販売に対応
・2GBのSDメモリカードが同梱
・バーチャルコンソールに対応し、ゲームボーイソフトをプレイ可能
・無線LANアクセスポイントを自動検出し、無料ソフトなどをダウンロードする「いつの間に通信」
・NTTBPの公衆無線LANサービス「Wifine(ワイファイン)」でニンテンドー3DSが利用可能に
・日本テレビとフジテレビが3D映像を無料配信


年末商戦に間に合わせるように投入するのかと思いきや、予想以上に時間をかける結果となったことに驚かされますが、この時期にあえて大型タイトルとなる「ポケットモンスター ブラック」および「ポケットモンスター ホワイト」の発売に踏み切ったのは、ユーザーがニンテンドー3DSの発売を見越して買い控えをすることで、現行モデルの売れ行きが鈍ることを避ける意味合いもあったのでしょうか……?

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