韓国初開催となるF1グランプリのサーキット建設が延期されている中、10月11日に最終点検が行われる可能性が出てきた。大会を2週間後に控えたギリギリの日程だ。このような状況に、F1を運営するFOMのエクレストン会長も懐疑的な見解を示した。韓国の複数メディアが伝えた。

 9月21日に予定されていた最終点検が、韓国の連休と重なり、10月に持ち越された。度重なる延期で、F1をマネージメントするFOMのバーニー・エクレストン会長もシンガポール大会観戦後のインタビューで、大会2週間前の検収は危険な面もあるとし、「状況がよくない。検収を通過できるか疑問だ」と、懸念を示したという。

 国際自動車連盟(FIA)によるサーキットの検収は、フェンス、タイヤバレーなどサーキットの安全施設とトラックの舗装状態などが主な点検対象。F1コリアGPの運営法人KAVOはその点をあげ、「サーキット周辺の整備は終わっていないが、サーキットの安全施設とトラックの舗装に重点を置くため、無理なく検収を通過できるよう最善を尽くしている」と述べた。

 現在霊岩サーキットはトラックのアスコン舗装が終わり、最後の表層舗装が残っているが、最終点検の前にドイツの技術者が工事を行うという。KAVO側は「現在、最後の詰めに取り掛かっており、点検時には完成したサーキットの姿を見られる」と説明、あくまでも予定通りの開催に強気な姿勢をみせた。

 ただ、24日付けの関連記事によれば、「大会一カ月前のサーキット会場とは思えない」ほど、工事の延期が目立っていたという。サーキットの建設が間に合ったとしても、周辺の宿泊施設など課題は山積みだと指摘。韓国初開催のF1コリアGPは前途多難だとの見方が韓国内でも多数みられる。(編集担当:金志秀)



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