【NANIOの閑話休題】チューブ入の練りわさび、実は『本わさび』じゃない!?

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意外と食中毒が多いこの季節に、わさびが効力発揮! 厳しい残暑が続いたと思ったら、気候が一気に不安定になり長雨が続く鬱陶しいこの季節。実はこの時期は梅雨時同様に、食中毒が多い季節でもあります。食べ物についた食中毒菌は速いもので2時間で3万倍にもふくれあがるので要注意です。
 そんな食中毒菌の増殖を防ぎ、さらに夏バテの防止にもなるのが、わさび。わさびは食中毒やカビの予防、O-157や腸炎ビブリオ、ブドウ球菌に対しても強力な殺菌効果があります。
 たとえば、お弁当箱の蓋をわさびの切り口で拭いておくと、お弁当が腐りにくくなります。
 また、日本一のわさび生産地である静岡県天城湯ヶ島では、わさびの根茎だけでなく、葉も食します(たとえば、わさびの葉っぱで肉を巻いて食べるなど)。そうすることで、食べ物の殺菌だけでなく、体内から抗菌できるので、天城の人は食中毒知らずだとまでいわれています。
 さらにわさびには、食欲増進作用や、がんや動脈硬化などを引き起こす酸化ストレスへの抵抗力を向上させるチカラ、血液をサラサラにする効果などもあるので、酷暑だったこの夏を過ぎて今ちょっとお疲れの方や、ドロドロ血液の恐れのある方にはおすすめなんです。
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チューブ入りわさびの主成分は『ホースラディッシュ』 ところで、市販されているチューブ入りのわさびは、『生わさび』とか『おろしわさび』なんてネーミングや、なんとなく色合いが摺り下ろした国産本わさびのような風合いを出しているので、本わさびだけを下ろしたもののように惑わされがちですが、実は多くが国産の本わさびより辛みや殺菌能力が弱い『西洋わさび(ホースラディッシュ)』をメインに使っていることが多いのをご存じでしたか?
  国産本わさびには、清流のほとりに自生するものの他に、厳しい環境で栽培される「沢わさび」と「畑わさび」があります。一方、西洋わさびは強い繁殖力を持つので、普通の畑で、肥料も農薬もなしで育てることができます。 西洋わさびは、すり下ろしたときに本わさびのような緑色ではなく、香りや辛味も弱いのです。そこで、本わさびとブレンドして、チューブ入りの練りわさびや、粉わさびになるのだそうです。その際、地下茎の部分は保存に向いていないため、葉や茎の部分が使用される事が多いんだとか。
 ちなみに、チューブ入りわさびの成分の見分け方は、「本わさび」という表記がないものは西洋わさびのみ使用、「本わさび入り」などと表記されている場合は国産本わさび50%未満使用、「本わさび使用」とある場合は、国産本わさびを50%以上使用しているというのを目安にするといいでしょう。
【文/NANIO】

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