昨年のCL準決勝カンプ・ノウで行われたバルサ対インテル戦。0−0の場面でインテルのMFモッタが退場となり10人となったインテル。グアルディオラ監督はベンチ前でイブラヒモビッチに耳元で指示を出している時、突然モウリーニョ監督がグアルディオラ監督に近寄って行った。

 記憶に新しいこのシーン。一体、モウリーニョ監督は何をグアルディオラ監督に行っていたのか。これが半シーズン後に明らかとなった。スペインのカナルプルスの特集番組でイギリス人サッカー解説者のマイケル・ロビンソン氏がインタビューを務める“Informe Robinson”にモウリーニョ監督が登場。そして、あの時に言っていたことを暴露した。

 「試合が簡単になったと思っているだろうけどまだ試合は終わってないぞ」これが、モウリーニョ監督がグアルディオラ監督の後ろから囁いた言葉だった。モッタの退場によりバルサベンチは大喜び。これに腹を立てたモウリーニョ監督のリアクションがこの言動に繋がったということなのだろう。モウリーニョ監督のパフォーマンスは今シーズンも続く。

(スペイン通信)