今シーズンからインテルを指揮しているラファエル・ベニテス監督にとって、25日に行われるセリエA第5節のローマ戦は、最初の試練になる。

ローマはここまでレフェリーのジャッジにも悩まされて結果を残せていないが、ホームにインテルを迎えるとあって、モチベーションは高いだろう。

試合前日会見に臨んだベニテス監督は、レフェリーの誤審が続いていることについて、次のように話している。

「明日の試合は、イタリア人レフェリーが質の高さを示す良い機会だと思う。私が外からセリエAを見ていたときに称えてきたことだ」

そして、自分たちにとって大事なことは、審判の問題よりもプレー内容だと述べた。

「我々がどうプレーするかが重要だ。良いサッカーを展開しなければいけないね。とても厳しい試合になるだろう」

さらに、敵将のクラウディオ・ラニエリ監督を称賛している。

「ラニエリは素晴らしい経験の持ち主で、こういった状況に対処してきた。この試合が終わったら、彼に幸運があることを祈っている。ローマは偉大な選手をそろえたチームだ。それは去年も見たことだし、(イタリア・)スーペルコッパでも示していたね」

また、夏の移籍市場でローマに完全移籍したDFニコラス・ブルディッソについてもコメントした。

「私はブルディッソと良い関係を築いていたよ。常に高いプロ意識を持って練習していた」